こなごなになった5月の最後が、死んだプランクトンのように降り積もる
6月の雨が、銃弾のようにガラス細工のカレンダーを撃ち抜いて
時間は、白い粉雪のようにくだけて散った
ウィスキーで、よろよろ歩く明日への細くて危険な平均台
右手で君の手を引いて
左手で君を突き落としながら、明日へ歩く平均台
(だが夏は、息が詰まるほどにまだまだ遠い)
退屈の隙間にウィスキーを詰め込むのは好きじゃないから
また太陽を月で目隠ししてくれればいいのに
(時間よ止まれ)
今度は永遠に、隠してしまえばいい
どうせ6月の明日は、いつもの近所のおばさんの白々しい挨拶のように
いつか見た明日(デジャブ)でしかないのだから