僕の汚れたシナプスが、ねっとりとした黒い重油の中に置き去りにされたままになっている
ざらっとしたツメタイ手触りを目で感じる その黒いカタマリは死
5月の最後の日
重油の中で黒い夢を見る
黒曜石のように美しくて、羽ばたかないしずけさは、アタラクシア
それでも断ち切れないシナプスの一部は、あの油の中にあるままだという事実が
6時前という現実めいてどこかぶれている夢の中身なのだと知覚させる
5月の最後の日
あの高い蒼い空が、涙が出るほど哀しい
5月の最後の日
出会いよりもそれはオモイデ
手をさしのべてくれるまでバラバラのままでよい
散らばった僕を融かして・・・