時が、春と呼ばれると
季節のポテンシャルエネルギーが、発散して
空気が、さくらいろに、染まっていく
僕の口から出ていこうとする言葉達は
まだ、凍てついたまま、薄くブルーに空気を染めながら君を捜し求める
冬と夏の違いは、エネルギー
だけどしかし、希薄に薄く儚くなっていてもブルーは消えることはせず
(錆び付いても動こうとするブリキの人形か、ハートを求めるカカシのように)
春が残酷なものだなんて、桜が散るまで気がつかなかった
錆び付き凍り付いたその言葉は、月の裏側で君を発見して
「ありがとう」の中身を塩魂(君)にそそぎこみと消えていった
君は、純粋にLOST