「どうせなにも持ってなんかないし」
「そして、なにも持ってはいけないの」
君がそう言うのだから、それは、そうなんだろう?
初夢に、なりきれなかった微睡み(まどろみ)は、君になり
彼女は、コーヒーは(目を覚まそうとは)淹れてはくれない
「問題は、あなたがどう考えるかよりも」
「あなたが、どう選ぶかなのよ」
だから、僕は、初詣に出かけるのはやめにしたんだ
だって、一年に一回だけで、”初詣”なんておかしいだろう?
それだったら ”初であり最後の詣”だしね。
「今日は、やりたいことをやるよりも」
『やらなければならないことを想い出しそうな日ね」
ああ。。
だから僕は
映画館へ出向いて
”山本五十六”を観たんだ
スクリーンには、小さな4つの嘘が光となってドラマを形作っていた
君は、とても大きな嘘になって、影で、主演女優を演じていたね
君のとても巧妙な演技を観ていて気がついたんだ
そもそものハジマリの嘘は
君が、僕に最初に言った言葉なんだってね
そこが、この映画の中身だと気がついたら
大笑いしてしまったんだ