朝日が、蒼い雨の粒子のように、身体に染み込んでくるから
心臓が、冷たくなってしまった
僕の心を透過する冷たい秋の朝日の雨
曇り空が、太陽を包み込んで
光のジュースを絞り出す
重力にとらわれた光達は、光る霧のように落ちてくる
僕の身体を透過して、虹色になった光の霧は
この国を横切るように旅をしていった
こうして僕は、”変化”になってしまったのだが、捜していた猫を見つけたんだ
踏切の向こうにいたから
おいでと呼んだら
猫は、君になって、僕を通り抜けていった
秋の朝に、君を呼ぶのは、辞めておこう
それでも僕は、文字になって、教えてあげられる
変化したモノの変わったところと変わらない中身をね