明日は
久しぶりにあなたに会える。
顔を見て
何を話そう。

その瞬間まで
まだ24時間以上あるけれど。

私に降りかかる
この冷たい雨の一粒さえも
明日への景色を映し始め

あなたを想う私の色を変えて行く。


全てが

あなたへと向かって生まれ変わって行くように。

密かに人知れず。

けれど眩しく鮮やかに。
友達に何気なく誘われた買い物に付き合ってみると、そこはあなたの家から徒歩2分の場所。
「思いがけず近くにいます」
とメールをすると、返って来た返信は
「ついさっき、君んちの前を通りました」
と、あった。
彼の家と私の家は10キロの距離。


同じ時間にお互いの家の前を通り過ぎるなんて。


なんて変な偶然。


なんて変な符合。


私達の関係に
なんてよく似合ってるんだろう。
彼の教えてくれる映画はいつもとても繊細で
私は観る度に驚いてしまう。

「きっとあなたがそういう人だから
同じような感性で作られたものに響くのね。」

私が言うと

「僕は会社を始めてから、まるで人が変わったって言われるんだ。」

そう答えた彼は寂しそうだった。


人は環境によって変化して行く。
使われていた側から人を使う側へ。
もちろん考え方は変わって当たり前。
評価も変わって当たり前。

でも私は知ってる。
美しいものを美しいと感じられる人の
心が擦り切れている訳がない。
だから大丈夫。


どうかあなたはそのままで
自分の道をひたすらに
信じたままに進んで下さい。


ただ独り
先頭を駆けるあなたの孤独は
半分私がもらいます。


寂しい時は寂しいと
悲しい時は悲しいと
言える相手のいる安らぎを私はあなたに伝えたい。


眠れぬ夜なら
私がいつも歌を唄うから

あなたはもう
独りじゃないから