人間、そうは変わらない。 | ちょっと元気になったかも

病気が発覚して、治療が始まって、折々で色々考えた。

もういい年なんだし、生活でまずいとこを初め、生き方考えないとね。ってさ。

お部屋をスッキリさせて、体のふらつきに備えなきゃ!とか。←ふらつかなかった。

脱毛で眉やアイライン描くようになるなら、ついでにちゃんと化粧も覚えよう!とか。←眉とアイラインしか描いてない。しかも気が向いた時だけ。

ついでにヅラ被るなら、ハゲバージョンと合わせて、バッチリメイクして写真撮ろうかな!とか。←ハゲが楽すぎて、ほぼノーヅラ。

主治医のS先生から「働きすぎるなよ!」って言われたけど…出勤時間自由にしてもらってるけど、普通に残業も休出もしてるし、持ち帰りもするし、発覚前と大差ないような…。

何か…人間、そうは変わるもんじゃないな。

いや、私の意思が弱いだけか(^_^;)

うちの初代社長は凄かったんだな。
癌がわかってから、タバコもやめて、不規則生活もやめて、食事も手作りにして、生活全般キッチリ改めたもんね。

私には気持ちはあっても到底できそうにないわ。

でも今回、化学療法でよく担当して下さる看護師さんのご意見に沿ってマニキュアチャレンジしてみた。
ささやかに変わってみせる!

激しい色がいいと聞いて(そうは言ってないか)Can★Doでラメ入りのマゼンタとパープルをゲットしてきた。お湯や水で剥がせるタイプ。

ベースにマゼンタを塗って、色の濃い爪の先の方にパープルを乗せてグラデーションを作った。
ラメ入りはラメが均等にならなくて振り回されるが、多少の不慣れ感はごまかせる感じ(笑)

写真にはあまり出てないけど、肉眼で見た感じ、薬指のグラデーションが一番綺麗に出せた気がする。
副作用でカサカサ+生まれつき、赤ん坊の頃からのしわしわ手にマニキュア。
ちょっとコミカル。

しかし!
右手に塗るの難しすぎ!
女性のみなさん、利き手に塗る時、どうやってるの?

とりあえず練習はしてたんだけど、いざ!本番!を迎えた時、左手でしか練習してなかったことに気づいた(^_^;)
本番なのに右手に塗るのは初…(汗)
案の定、
「あ!はみ出た!ま、いっか。乾いたらカットするか削れば。」
と、フィギュア塗装のノリで塗ったら、意外とはみ出た部分を剥がすのが難しかった。
むむぅ…フィギュアならサクサク修正できるのに…。←根本的に何か間違えてる。

それにさ~、乾くの時間かかるよね。
丁度、科捜研の女でマニキュアが乾く時間を検証する回があったけど、それ見て
「えっ!?そんなに時間かかるの?」
って焦ったけど、本当に時間かかった…(^_^;)
塗る場所が手だから、乾くまでできないことが多すぎる!
みんな凄いな…よく耐えてるな…。

結局、ちょっとはみ出し残したまま病院に行ってみたら…今回は違う担当さんだった。
でも、こちらの方もよく担当して下さる方で、マニキュアを目に止めてくれた。

お仕事柄、手には塗れないけど、ペディキュアはしてるって。
お休みの時は水やお湯で剥がせるのを塗ることもあるそうな。

よし!
次の投薬までには腕上げたい!
けど…その頃には爪の変色収まってる可能性www