「産後の床上げ３週間」は、やったほうがいいんじゃなくて、必須なんです。産後の養生の必要性。できなかったからこそ、必要性がわかるんです。産後の養生できなかったら？ ポイントは一人で乗り切らない！○○まくる！過去の、こちらの記事も♪
産褥期の過ごし方「周りに頼る！」ということ、
前回の記事でお伝えしましたが、
実際のメンテナンスすべき体のポイント、
繰り返しますが、まずは子宮と骨盤底筋！
これは、この記事で、ダメージを受けたこと書きましたが、
子宮に関しては休ませることが、必須。
だからこそ、一人で頑張りすぎないこと、
少しでも休める時間をもつことが
大事なのです。
そして、骨盤底筋。
すでに、なんらかの症状（尿漏れ・頻尿、入浴後に膣から湯船の水が出る。など）が
出ている場合、
なるべく負荷をかけないようにすること、
意識してください。
「負荷をかけない」というのは、
重いものを持たないとか、
腹圧をかけない（お腹を曲げる腹筋、きついガードルでしめつけＮＧ
）こと。排便時に、いきまない。などなど。（便秘、要注意ね
）かといったところで、
どうしても重いものを持ったり、
赤ちゃん抱っこしたりしますよね。
そういう時は、骨盤底筋を、きゅっと締めてから、
持つ！
骨盤底筋へダメージをかけないよう
こちらもご参照ください。
骨盤ベルトって、本当に必要だと思う？骨盤底筋って、体の中で、大きさだけで見ると、小さいです。
でも役割は大きいのです。
出産後は、骨盤まわりがゆるみ、
下部が開いた状態になります。
（ゆるみは骨盤という骨が、ではなく、それに付随している靭帯・筋肉が。）
そうすることで、赤ちゃんが出てくることが
できるんですけどね。
それをほっておくと、広がった骨盤に、
内臓が下垂してしまうことが
おこりかねません。
そうなると？
骨盤の中にある、大事な大事な子宮や卵巣、
狭いところで押されて、
機能が衰えてしまうなんてことに、
なりかねません。
第２子不妊というのも、
けっして、ものすごく珍しいわけではないんです。
骨盤を本来の位置に戻してあげる、
内臓を上から押さないようにする、
というのも大事です。
そのために、骨盤を支える筋肉、
ちゃんと支えられる力を
つけてあげることが大事。
そのための、１番初めのスイッチが、
骨盤底筋なのです。
子宮を守るためにも、骨盤を支えるためにも、
大切だからこそ、
しつこく何度も言うんです
負荷をかけないよう気を付けながら、
骨盤底筋肉のしなやかな力を付けて、
大事な内臓や骨盤を支えられるように
してあげること。
で、骨盤底筋を戻したら？
まず体力をつける！！
これ、本当に大事。
だって、産褥期は休むでしょ。
その前の妊娠中も、どうしたって、
運動量減ります。
ということは、体力激減してるんですよ。
よく言われるような「出産で体力を失う」んじゃなくて、
それ以前から（主に現代女性は妊娠前から）運動不足で
体力が少ない人が少なくないです。
で、そんな状態から、妊娠中と出産で体力を失い、
産褥期は体を休めなきゃいけないから、
どうしても体力が落ちてしまう。
でもでも！！
育児に必要なのは愛情♡や母性♡も大事だけど、
体力！！なんです。
愛情や母性、それは欠かせないけど、
体力なくて、体がぼろぼろで倒れちゃったら、
それの思いを、
子どもに注ぐことも
できなくなっちゃうこともあるんです
愛しいはずのわが子への虐待、ネグレクト。
あの人が？という人が、
そういう状況になってしまうのは、
体力がない状態で、
一人で頑張り続けてきた結果では
ないと、言い切れないと思います。
今、私が『産後ケア』をお伝えしている産後の母親教室では、
「体力をつける」こと、
これを重要視して
行っています。
体力がつくと、子どもに注ぐ愛情や笑顔、
そして旦那様に向かう気持ちも、増えるんです
あ、ちなみに、体力がないからと言って、
育児中に、
「体力温存しなきゃいけないから～、休もうっと。」
ということばかり繰り返していると、
さらに体力なくなります。
（休んじゃだめってことじゃないです。適切に休むことは大事！）
体力をつけるには、運動と食事が大事。
運動も筋トレのようなことでなく、
有酸素運動。
ウォーキングとかランニング、自転車、水泳などなどあるけれど、
これって、赤ちゃんがいる場合、リアルには難しい。
だから、バランスボール
で有酸素運動すること、お勧めしているのです。
骨盤周りを整えるにも、最適ですし
で、ここまできたら？
長くなったから続きます。
②はこちら。