ホルモンを味方につけるシリーズその① ホルモンの変化と心身の変化
その② ホルモンバランスを整える
その③ 睡眠ホルモン
その④ 良質の睡眠をとる
その⑤ 女性ホルモンの材料 油の摂り方
その⑥ 女性のオス化？
その⑦ －草食男子の増加？－
その⑧は、女性ホルモンバランスと関連が深い、体脂肪について。
「アスリートはホルモンバランスが崩れやすい？」と
サブタイトル付けましたが、
ハードな運動が日常になっているアスリート達は、
月経不順になりやすいと
耳にしたことはありませんか？
こちらの記事、ご覧ください。
女性プレーヤーの９割は生理がパフォーマンスに影響している無月経、疲労骨折・・・10代女子選手の危機うーん
、選手として、結果をだすこと、目標をもって、練習を重ねることは、
大切なことであっても、
体の声、SOSを絶対に無視しないでほしいのです。
特に、上を目指していく運動選手の場合、
そのことだけを目標に過ごしてしまうと、
本来、「女性」としての体が作られていく大切なときに、
過剰な運動、体重管理によって、
それができないと、
その後の人生が大きく変わってしまう事にも（後悔してしまうような）
つながりかねません。
アスリートだけに関係することだけでなく、
他にも、急激なダイエットで、
生理が止まってしまったという経験がある方も
いるのでは？
（あ、ハードなエクササイズ系のインストラクターの方でも、こういう話、耳にします。）
適正な体脂肪があることは女性の体にとって、
すごーく、必要なことなんです
ちなみに、体脂肪の役割は？
エネルギー源・貯蔵庫体温を保つクッション材として体を守るホルモンバランスの調整
ここ、注目
脂肪組織では、女性ホルモンである卵胞ホルモン（エストロゲン）が
産生されます。
標準的な女性の体脂肪は25％。
ちなみに、妊娠しやすいのは体脂肪でいうと、
20～25％。
ＢＭＩ（体重÷身長÷身長）だと、22前後。
（ちなみに、身長160㎝の女性の場合、体重が56ｷﾛで、ＢＭＩが21.9となります。）
女性が体脂肪を17％を切ると、月経不順になる確率が高くなります。
（BMIだと19以下の方は注意）
体脂肪が減少すると、
生殖に適した栄養環境・体環境ではないと、
判断して、
生殖機能を停止（排卵しない＝卵巣機能が停止）してしまいます。
「生理がこなくて楽だわ。」「やせるんだったら、それでいいわ～。」
なんてこと、ぜったいに思わないでくださいね。
女性のからだの一番の目的である、
「子どもを産み育てる」ということができない状況は
危険な状態です。
もしこうなったら、ぜったい放置しないでくださいね。
特に10代や20代の若い女子たち、
痩せすぎの子、どう見ても多いです。
そして話を聞くと、生理不順だったり（というか、周期を把握していない。。）
生理はあっても、ひどい生理痛持ちだったり、
冷え症の子も、たくさんいます。
（あれだけフラペチーノや、スイーツとってたらね。。
）生理が定期的にあることは、女性にとって必要な事なんです。
「生理は健康のバロメーター」ですからね
もちろん、太りすぎも健康面からいっても、
妊娠しやすさからいっても、
よろしくないのですが、
最近の若いモデルさんや、普通に街を歩いている子達も細すぎて、
そちらが心配です。
こんな画像、発見～。
女性はやっぱり、「やわらかさ」が欲しいですよね。
だいたい、男性もやせてる女の子、好みって人、そうそういないし。
この画像だけ見ると、20～22％でも痩せてるから、
25％くらいの肉の付き方が、個人的には好みです
便利になった現代では、体を動かす機会が日常で減ってきているから、
適度な運動は必要ですが、
何事もバランスが大切
女性は、毎月わかりやすい「生理」という
お知らせがあるのだから、
体の声をきちんと聞いて、
それに対応していくようにしましょうね
