関東も梅雨に入り
ジメッとした湿度の高い日々が
やってきました
レッスン中に熱中症にならない為に
適切な冷房や除湿はもちろん必須ですが
生徒の皆さんも各自
多めの飲み物や塩分タブレット等お持ち頂き
熱中症対策の徹底をお心がけくださいませ
さて今回は"夏場にストレッチをするメリット"についてお話したいと思います。
これから真夏を迎えるにつれ
日本の夏は湿度が高く
ジメッとしていて
とても暑いですが
この暑さを利用してストレッチをすると
冬場の寒い時期に比べ
筋肉の伸びが冬場よりも速いことが
感じられます
冬場は気温が低いため
体も寒さを感じることで凝り固まりやすく
ストレッチや筋トレをしても
筋肉が温まるまでに時間がかかりますが...
夏場は気温が高いため
体もすぐに温まりやすく
筋肉もすぐに温まりやすくなります。
よって、ストレッチや筋トレをする際
効率よく速く筋肉を温めることができます
冬場より夏場の方が
筋肉は温まるスピードは速くなりますので
夏場にしっかりお家でのストレッチを
頑張ることで
レッスンでの脚の上がり具合や
踊りやすさが変わってきます
やはりバレエを踊るには
柔軟性を高めることは必須ですので
元々体が硬くても柔らかくても
どちらにせよバレエを習う限り
ストレッチは必須となります
どうせなら効率良く、コスパ良く
柔軟性を身につけたいのであれば
夏場にお家でのストレッチを
頑張りましょう
憧れのスプリッツ(前後開脚)や
努力して身につけた柔軟性は
必ず舞台での華やかな表現力に繋がり
自分を表現する術となります。
また、ストレッチをする際は
"痛くなりすぎないようにする"ことが
重要です。
"痛気持ちいい程度"の負荷にしましょう。
無理矢理過度な負荷をかけて
ストレッチをすることは
筋繊維を傷つけてしまいます。
一度筋繊維を傷つけてしまうと
治るまでにかなりの時間を要します。
ストレッチの質を高めるには
"脱力"が重要ですので
まず瞼の力抜いて...
こめかみの力抜いて...
頬骨の力抜いて...
口半開きにして力抜いて...
顎の力抜いて...
舌の力も抜いて...
おでこの力も抜いて...
というように
ストレッチ中の脱力は
このくらい事細かに明確に
体の一部分づつ力を抜いていくことが
大切になります
"痛みに耐えるストレッチ"は
もう古い教えですので
リラックスして脱力しながら
心地良くストレッチしていけるように
自分なりの心地良いストレッチのやり方を
研究してみてください
レッスン前や夜寝る前に
お家でストレッチをする際は
くれぐれも熱中症に気をつけて
筋肉を冷やさない程度に冷房をつけて
飲み物もしっかり飲んで
快適な環境でストレッチ出来るように
してくださいませ
楽しく心地よく
正しい努力を積み上げ
まだ眠っている自分の可能性を
最大限伸ばしていきましょう
Louis Ballet Academy
小林 由枝