UV対策
紫外線はシミの原因や肌の弾力を保っているコラーゲンを傷つけ、
シワやたるみになるなど、肌に様々な悪影響を及ぼします。
外出時には、紫外線をカットする日焼け止め化粧品が欠かせません!!
※ UV・・・Ultraviolet rays(ウルトラ バイオレット レイ)の略で、「紫外線」のこと。
このUVケアをしているとしていないでは、5年後、10年後に大きく差が出てきます。
では、どのようなUVケアが理想なのでしょうか??
UVケアのための化粧品は数多くありますが、あなたは何を目安に選んでいますか?
日焼け止めの表記にSPFとPAというのがあるのはご存知だと思います。
しかし、具体的にこれらが何を表しているのかわからない方も多いのではないでしょうか。
SPFやPAの意味を知っていると、より効果的なケアができますよ
紫外線には、二つの種類があります!
「レジャー紫外線」と呼ばれるUV-B
海水浴やスキー、ゴルフなどのアウトドアスポーツやレジャーシーンの日焼けの主な原因となるのがUV-B。
エネルギーが強いので、短い時間でも浴びてしまうと直接的なシミの原因になり、ひどい場合皮膚ガンになる恐れも・・・。
また、表皮層でコラーゲン繊維を破壊するコラゲナーゼ酵素を活性化させることも判明しています。
「生活紫外線」と呼ばれるUV-A
そして、UV-Bより怖いのはUV-Aで、光老化の主原因は実はこちらです。
UV-Aは波長が長いので、曇や霧・窓ガラスも通過して肌に届くため、日常生活で知らずしらずのうちに浴び続けるうちに、肌へのダメージが少しずつ蓄積されてしまいます。
しかも、UV-Aは表皮を通り越して真皮にまで到達します。真皮層に到達したUV-Aは、破壊酵素を増加させて肌の弾力に欠かせないコラーゲンとエラスチンを壊し始めます。
しわなどの原因にもなるのがUV-A。肌の内側の深い部分にダメージを与えるのが特徴です!!
SPFとはこのUV-Bの紫外線防御指数を表す指標
※ SPF・・・Sun Protection Factor(サン プロテクション ファクター)の略
SPFは何も塗っていない状態に比べて、赤くなってヒリヒリする状態になるまでの時間を何倍に伸ばせるかの目安!
例えば、SPF10なら約10倍という意味。
※ SPFの数値は、何も塗らない皮膚が20分程度で日焼けするその時間を基準にしている。
*SPF10=200分(3時間20分)
PAとはUV-A防御指数
※ PA・・・Protection Grade of UVA(プロテクション グレイド オブ UVA)の略
SPFが肌が赤くなる原因のを防ぐのに対して、PAは皮膚の黒化が起こる原因を防ぐ割合!
PA+ ・・・UV-A防御効果がある。
PA++ ・・・UV-A防御効果がかなりある。
PA+++ ・・・UV-A防御効果が非常にある。
ポイント
適量を塗る
ムラなく塗る
塗り忘れに注意する
特に日の当たる部分は念入りに塗る
定期的に塗る
日常生活では、肌に優しいSPF低め15までで充分
プールや海、山登りの時はSPF高めの30~50のものをその時だけ使用
毎日SPF50の日焼け止めを塗るなんて大間違いで、お肌を傷めてしまいます。日常生活用と、レジャー用は使い分けましょう。
肌が弱い方は、ノンケミカルを使う方がオススメです。
※ ノンケミカル・・・外線吸収剤を含まない日焼け止めです。
メイクをしない方は、最後にルースパウダーを塗るとより効果的です。
Q.漁師さんはシワが深いのはなぜ??
海山は紫外線が多いい事はご存知だと思いますが、
特に海は紫外線が水面に反射するので、一年中海上で多くの時間を過ごす漁師さんは、上からと下からの紫外線を多く浴びることになる。
UV-Aは肌の奥にまで侵入し、肌の弾力に欠かせないエラスチンやコラーゲンを破壊してしまいます!
弾力を失えば、そこにシワやたるみができてしまう。
光老化とはなんと上手な表現でしょうか・・・苦笑
しっかりとUVケアをしましょう!(`・ω・´)ゞ