ハノイのご報告、第2弾
ホア先生のお宅でディナー
6月1日土曜日の夜は、清水先生の長年のご友人、ハノイで日本語教師をされているベトナム人のホア先生のご自宅で、ディナーのご招待にあずかりました。
ホア先生の日本語教師歴は50年以上にわたり、74歳の現在も、フンドン大学で日本語の翻訳の授業を担当されています。私達ボランティア講師の大先輩です!!
そんなホア先生と我々ですので、日本とベトナムの違いなど、話もはずみました。たとえば・・・
私:「ベトナムの方の名前は3つに分かれていて、最初は姓で最後が名前だと思いますが、真ん中は何ですか?」
ホア先生:「真ん中は、昔は性別を表したけど、今は“飾り”のようなもの。美しい名前にするために、親がつけるんです」
名前の考え方はいろいろかもしれませんが、私にはとても納得のいく答でした。
私:「ベトナムのラッキーナンバーは何ですか?」
ホア先生:「9は日本では不吉な数字ですが、ベトナムではよい数字です。縁起の良い言葉と同じ発音だからです」
など教えていただきました。
ホア先生のお宅でごちそうになったのは、揚げ春巻き、ブンボーナンボー、蒸し鶏など。どれも丁寧で身体に優しい美味しさでした。
清水先生がベトナムの日本語学校で教師をされていた頃に「家庭で出来るベトナム料理~食・健・美の世界~」という冊子をお作りになっていたのですが、ホア先生もこの本に「ベトナム料理」と題する一節を寄稿されています。お料理好きの清水先生が、教師のかたわら、現地の現役シェフに教えていただいたベトナム料理を、日本人にわかりやすい形でまとめた、写真たっぷりの入門書ですので、もし機会があればぜひご覧になってみていただければと思います。
ディナーのあとは日本の冷凍のものとは全く違う大きなライチと生の茶葉でいれたお茶もいただきました。単なる観光旅行では、現地の方の家庭料理をいただく機会などありませんので、清水先生にお供させていただいて光栄の至りでした。(上鶴)
ブンボーナンボー