寺へ参加するようになって段々と一人芝居が薄れてきたので後は御本尊下附だなと思ってはいましたが
ひとつだけ気がかりな事があったのです
ユキさんの家に行くたびに電気がついていない💡
この猛暑の中でクーラーつけなきゃ死んでしまう😰
でもユキさんは
ユキさん「あたしも娘も暑くないからって言ってるでしょ!」
と言ってつけようとしない…
たぶん家計が厳しいのかも
(´._.`) 確かに今は増税だの電気代も値上がりかなり辛いよね…(ごめんね,お役に立てなくて)
でもクーラーつけなきゃユキさん死んじゃう🥺
そう悶々としていた矢先
😱突然ユキさんがいなくなったのです!
何度、訪ねても留守
もしかしたら!部屋の中で倒れているのでは!
母に相談したら
母 「部屋の中で死んでるわけないわよ!御授戒を受けて悪くなるなんて事は絶対にないユキさんにとって良い方向へ行くはずよ!」
そりゃそうだけど
念の為に自治会長に相談してみようと電話をかけてみた。
するとユキさんの居場所がわかったのだ!
あんなに今まで近所の人達が村八分にしていたのに、なぜか?ユキさんの事を心配するようになり、社会福祉施設に通報して一時的に預かって貰う事にしたのだと言われた。
10月頃なら涼しくなるし、それまでは社会福祉施設でユキさんは過ごす事になったのだという
自治会長が言うには、とても最適な部屋で冷暖房完備だから熱中症にならないと言っていた(その他にも着替えもあるしバスルームもある)
😅良かった!それなら死なないですむ(電気使わなくて済むから格安になる)
秋に🍁なれば帰ってくる
その間は待っていることにしました
ところが8月下旬
久しぶりにユキさんの団地前を通ったら大型トラックが2台🚚置かれてて、3人の男性がユキさんの家から荷物をトラックへ運んでいたのです。
私 「( °o°)え?ちょっとすみませんが、それはユキさんのですよね?」
男性A 「👨そうッすよ、市役所から頼まれて撤去するよう言われましたんで、ここに住んでた人は施設で暮らす事になりましたから」
えぇ‼️どういうこと⁉️
私 「秋になったら帰宅すると聞いてたんですが、どこの施設へ入ったんですか?」
男性A 「👨さぁ詳しい事は市役所へ聞いて下さい。僕らはあくまでも市役所に頼まれて運んでるだけなので貴重品は本人の手に渡りますがあとの家具とかは始末させて頂きますので」
トラックの中を見ると家族で使用していたであろうテーブルと椅子に揃いのコーヒーカップ…
その他にも洋服タンスやら冷蔵庫やら何もかも全部、運び出されていました。
近所の山越さんなら何か知ってるかも?と思い、山越さんに訪ねてみました。
山越さん 「👴あの人なら施設だよ。オレもよくはわからねぇが自治会長が言うにはよ近所から通報されて兄弟が呼び出されてさ、立ち合いのもとで施設に入れたんだよ。本人は大暴れして泣いて嫌がってたけどな」
私 「(⊙⊙)兄弟いるの?妹さんならここの団地に入居してるって聞いてたけど娘さんがね時々、妹さんのサーモンピンク色の軽自動車を借りて乗ってたって聞いてたんだけど」
山越さん 「👴あん?そんなわけねーよ、あれだろ?あの薄い桃色した軽の車、ありゃ赤の他人の車だよ、なんでぃアンタにも同じことを言ってたのかよ、しょうがねぇなぁ…」
私は恐る恐る聞いてみた
私 「あのぅ…娘さんは?」
山越さん 「👴娘はとっくに死んでるんだとよ!」
(´・_・`)やっぱりな
なんかそんな感じしてたんだよね…
山越さん 「👴なんだかなぁ、ちと、前まではまともな女だったんによ」
私 「旦那さんとかは?」
山越さん 「👴いゃあ~どうなんだか離婚したか、死んじまったか俺にはわかんねぇよ、なんせ俺のコレじゃねぇし詳しくはわかんねぇよ(笑)ただ、あの人は1人で暮らしてたのはたしかだぜ」
市役所に問い合せたが個人情報保護の為、どこの施設に入居したか教えてはくれなかった
あとは個人的に探すしかない
なんだかズシンと岩が落ちてきたような感覚にとらわれた…
でも私は決して嘘をつかれたり騙されたわけではない
ユキさんはユキさんなりに人生を歩んで困難を乗り越えていたはず…
愛娘を亡くし、どれほど悲しかったか…
顕正会に入信してしまい狂いが生じてしまい、でもそのあとすぐに正宗と出会ったのだから決して不幸にならないはずよ
地区長に電話をして諸々の事情を相談したが身内ではない他人がユキさんを施設から外出させて寺や登山へ参加させたりする事は、かなり厳しいらしい
でもどこへ住むようになったとしても法華講員である事は変わりは無い
私は決して疑わず、何もかも全て御本尊様がユキさんにとって1番いい道しるべを表して下さったのだと深く受け止めています
それに施設なら、もう生活面や金銭の心配など困る事はない
暑い思いや寒い思いをせずにすむ
別れてしまい寂しいけど😢
ここまでの仏縁だったんだね…
夏から秋にかけて貴重な体験をさせて頂きました