※ 真気功ヨガもスートラも知らなくても、誰でもできます。
※ 読んでも分からない場合は、レッスンを受けてください。
【026 ムーラ・バンダ】
骨盤低筋群を正しく鍛えて
正しいエネルギー状態の基礎を作ろう
ムーラ・バンダを行う人は、
をご参考にしつつ、
★ 002:【会陰からはじめる自己浄化】
で、少しでも歪みが緩和されてきたという実感のある人だけにしてください。
<骨盤低筋群について>
まあ、そういう重要な筋肉がありまして、ムーラ・バンダは、そこのトレーニングになるのです。
ムーラ・バンダに歪みがありますと、
・クンダリニーからのシャクティーの巡りが悪くなる
・スシュムナー ナーディの巡りが悪くなる
・全身の経絡のどこかに悪影響
・全身の回復力に悪影響
・全身の姿勢保持に悪影響
・背骨(胸椎、腰椎)が歪みやすくなる
・骨盤が歪みやすくなる
・腹部の筋肉のバランスが崩れやすくなる
・内臓の位置が崩れやすくなる
・排便のコントロールに不調の起こることがある
・呼吸筋群に悪影響を与えることがある
・腹圧のパワーを発揮することが難しくなる
・脊柱起立筋群に悪影響がある
・男女ともに生殖器のエネルギーが低下しやすくなる
・尿漏れが起こりやすくなる
といった可能性があります。
ムーラ・バンダに歪みが起こる原因は、
・出産
・身体のどこかへの外科手術
・物理的に大きな怪我
・交通事故
・背中、腰、お尻などへの非常に強い衝撃
・他者から、自分の存在を否定される経験の積み重ね
・自分に対する、『自信のなさ』に関係する思考や感情の積み重ね
といった可能性があります。
※ さらに、Zero Sutraを念じながらの動きにネガティブ反応があったら大問題。
ムーラ・バンダに歪みが起こらないのが、HT的には、普通です。
■ムーラ・バンダの浄化
寝ても、座っても、立っていてもよい。
可能な限り、心身の力を抜いて、ゆるむ。
お尻の穴だけ、身体の内側へ ギューッと 締め上げていく。
ゆっくりと、長ーく、締め上げていく。
その時に、お尻の穴の動きが体内を伝わっていく流れを よーく 感じて、その流れに合わせて、歪んでみる。
最初の頃は、身体のいろいろなところに重さや歪みや苦痛を感じて、正解。
締め上げを キープ して、しっかりと歪みを感じたら、ゆっくりと お尻の穴を ゆるめていく。
お尻の穴をゆるめていくときにも 歪みが生じるので お尻の穴を ゆるめながら 自発動功的に 歪んでいくとよい。
締め上げるときも、ゆるめていくときも、歪んだ力の流れが 体内に流れていることを感じよう。
もしもここで、
「どうせ私なんてダメ人間なんだー!」
「どうせみんなが私のことをダメ人間だと思っているんだ―!」
などと念じながらムーラ・バンダをしたときに、歪みなく身体軸が整うようにピーンとピコーンと気持ちいいエネルギーが身体のセンターラインをかけのぼっていったという人がいれば、
相当に邪念が蓄積されていることになります。
そんなことで力を発揮する心身を改めていっていただきたいと願います。
という訳で、歪みを感じながら 炎の龍玉αを身体のいろいろなところへグリグリ ゴロゴロ ぐいーっとしたり
身体のいろいろなところを動かしたり、もんだり、ストレッチしたり
【Fマントラ、Vマントラ、ALLマントラ、第9チャクラ∞マントラ】のどれかを使ったり
スートラ①を使ったりしながら、
お尻の穴を ギューッと 締め上げると 身体の センターラインを 心地よく 清々しい エネルギーが まっすぐに 上って 頭部から天へと サーッと抜けていくように
お尻の穴を ゆるめると 上の方から ふわーっと ゆるんで 気持ちよーく なるように しましょう。
※ HTでの気功術の研修会に参加した方々の、ほとんどの方が見たことがあるアレです。
わたしが、呼吸もしないし、気を練ることもしないのに、お尻の穴をキュッとしただけで、相手が気持ちよく跳んだり押されたり転んだりバンザイしたりするアレです。
■ムーラ・バンダの強化
<最低限> 週に1回
☆5秒程度かけて最大限に肛門を締め上げ、ゆっくりと最大限に肛門をゆるめる。これを2回 以上 繰り返す。
☆2 ~ 3秒で最大限に肛門を締め上げ、また2 ~ 3秒かけて最大限に肛門をゆるめる。これを10回 以上 繰り返す。
<かなり強化していきたい人> 週に3回 以上
☆1秒間に2回、あるいは2秒間に3回といった早いペースで、肛門をクイックイッと、少なくとも30秒はやりつづける。
☆1秒から2秒で、最大限の引き上げと、最大限の脱力(肛門のみ)をする。これを10回 ~ 150回。
☆自分のペースで、1日の中で150回以上。
↓で、どうなっていくのかというと
HT的には、『普通』になると思います。
つまり、
緊張と弛緩のコントロール
自律神経の働き
が
よくなっていくということです。