気功術の要所【胞中】その13 の続きです。
これまでに胞中が自分に対してどのような影響を与えているのかをお話してきました。
胞中が与える影響は、自分に対してだけではないんですねーこれが。
だって、胞中は呼吸にかかわるのです。
息を吸って、吐くのです。
体が動いているのです。
動いているということは、波動が出ているということになります。
動きの波ですからねぇ。
胞中から、自分の体の外に向かって、ぼやーんと、ぼわーんと、波動が出ているのです。
息を吸ときの筋肉の動きによって発生する波動といいましょうか、HTでは「霊格」「気の種類」「気の強さ（濃度）」として観ることを基本としています。
実は、胞中から体外に出ている波動ですが・・・
残念ながら、多くの人が邪気の状態になりやすいようです。
小周天の初動の、速度が速かったり遅かったり、回転がかかっていたりしますと、邪気になってしまうことがあるようです。
また、胞中というところには、人生において味わうことが多かった感情エネルギーの総量が反映されているのが基本の状態となっています。
ネガティブな人生経験の多い人は・・・悲しいかな実際問題として多いのですから、胞中が邪気になりやすいということです。
また、急激に高ぶった感情エネルギーを反映することもありますので、ムキャーーー！となったときには、胞中の波動もムキャーーー！となっているようです。
つづく