★9種類の経絡が崩れる原因と末路 その1
「築基」では9種類の主な経絡を整えながら、丹田のコアとなる内丹を造る準備を整えていく。しかし、「築基」に取り組む人の「生活習慣」「精神状態」「ストレスの状態」によっては、「築基」の努力が無駄になりかねない。可能な範囲で「経絡が崩れる原因を取り除くこと」も「築基」と言える。それならば、後述する21の行法には入らないことであっても、あなたにとっては「築基」なのである。「経絡が崩れる原因」から解放されることが、内丹術の目的であることからも、「白鳥鳳山の内丹術49」で紹介する49の行法を超えて、あなたが「経絡が崩れる原因」から解放されるために必要な全てが内丹術なのである。ちょっと過言になりすぎた気がしないでもない。しかしこれは、気功術の目的ということもできるだろう。
●「督脈」主に中枢神経系
※ ざっくりいうと肛門から背面を通って頭まで
A:肛門‐仙骨‐腰椎‐頸椎‐脳幹‐小脳‐後頭葉‐頭頂葉‐前頭葉‐(鼻腔)
▽経絡が崩れる主な原因(例)
・睡眠不足
・尾てい骨から後頭部まで(背面)への物理的な強い衝撃
・腰から首までの無理な肉の使い方
・他人を害する方向にある言動をしたことによって得た快感の波動
・他人を害する方向にある邪念
▼経絡が崩れたことで起こる可能性が考えられる主な弊害(例)
・餓鬼界や畜生界の系統にある霊格の低い波動を体内に溜め込みやすくなる
・餓鬼界に関係する自分本位な欲求不満が増大しやすくなる
・自己否定の念が湧きやすくなる
●「任脈」主に動脈系
※ ざっくりいうと、身体の前面
B:(肛門)‐会陰‐子宮・前立腺‐大動脈‐小腸‐大動脈‐心臓‐肺静脈‐気道―鼻腔
▽経絡が崩れる主な原因(例)
・体に合わない飲食
・睡眠不足
・不安感
・恐怖感
・頭部への物理的な衝撃
・自傷感
・無力感
・焦燥感
・自分さえよければいいという感情
▼経絡が崩れたことで起こる可能性が考えられる主な弊害(例)
・免疫力低下
・疲労感
・声帯や食道のガン
・胃ガン
・小腸や大腸のガン
・膀胱の不調
・生殖器、泌尿器関係の不調
・精子の減少、卵子のエネルギー低下、胎児に供給されるエネルギーの低下
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