“モケ女モデラーめぐみ”さん主催の『ファイナルラップコンペ』に参加しています。


lotus25作ってます。


前回までに細々としたパーツ類の処理も片付いたと思ってましたが、まだ幾つかありましたので引き続き処理します。先ずはファンネルを。。

ファンネルと言えば、自作した回転物を使いアルミパイプから削り出して作ろうと思ってましたが、2本削り出した所で挫折する事に...。と、言うのも、2本削った物をキットのファンネルと比較すると、大きさがまるで違う事に今更気付きました。削り出したファンネルの素材は3㎜のアルミパイプに2㎜の金属棒を差して加工してました。これがオーバーサイズでしたので素材を見直すと2㎜のアルミパイプが必要となり、2㎜アルミパイプの内径は恐らく1㎜程度...。精度の乏しい回転物で1㎜程度しかない金属棒をチャックに加えさせての加工は芯ブレして無理そうです...。って言うか、ネットで検索しても2㎜のアルミパイプは中々ヒットせず、あっても高価!なので今回は見送る事に.....。


気を取り直してキットのファンネルですが、ゲート位置が...。ファンネルの一番重要なラッパ部分にゲートが....。まぁ、金型形成上仕方ないのかも知れませんが...。


いつもなら一度メッキを剥離してから整形するのですがメッキの下の素材は黒の様です。メッキを剥離してしまうと素材が黒ですので見難くなってしまいます。とりあえずゲートニッパーで丁寧にカットしマジックヤスリで少しずつ整形しました。幸いメッキ厚は薄かった為メッキが捨てサフ代わりになり、メッキをヤスリで落としながら表面状態の確認も出来ました。


そして洗浄後ツヤ黒を吹き、半乾燥状態になってからスーパークロームシルバー2を遠目からフンワリと吹きました。丁度、メッキとシルバーの中間的な感じに仕上がったと思います。因みに下地のサフは吹いてません。


次はローターにキャリパーを接着し、接着面を自己調色したゴールドにタッチアップ。


お次はドライバー。ジム・クラークさんの登場です。この年代のドライバーと言えば、ジェットヘルにゴーグル、マスクですw

ジェットヘルの加工は前回までに終えましたので、これに合うゴーグルをプラ板で作ってみました。


クラークさんの頭は形になりつつありますのでお次は胴体です。胴体とは別パーツの「腕」の位置決めをする為、コクピット周りを仮組みしました。収まりを良くする為に、クラークさんの下半身を削り細身に。右腕を1時半、左腕を9時の角度で接着してみました。


そしてゴーグルを黒、頭にはとりあえず白を、胴体は薄いグレーに少量の青を足した燻んだ水色にて塗装。


メーター、ステアリングモチーフにはUVレジンを盛って日光浴。


そして本日最後の作業、カウル類を研ぎ出しました。全体をマジックヤスリで整えた後、ラプロス♯6000、使い古しのバフレックスを使い、特にリベットモールドの頭が出ない様に注意しながら水研ぎしましたが....やはり無数に打たれたリベットモールドの幾つかの頭は出てしまいました。コンパウンドで磨いた後に、爪楊枝の先でタッチアップしたいと思います。


残るパーツ処理はボディのコンパウンドとドライバーの塗り分けと仕上げでしょうか...。

いよいよ組立に入れそうですが、本日の作業はここまで!終わります....。