前回までに大体のボディワークを終えました。残す作業はサイドモールの取付け、リア周りの工作です。と、その前に窓枠を簡単に作ります。本来であれば洋白棒でも使い窓枠を作りたいところですが、腰上をあまり重くしたくありませんのでプラ板を細く切った物を使います。接着剤が効く様にサフを落とし接着しました。ついでにボディに付いた細かなキズを消したいのと、サイドモールを接着すべく全体的にサイディングです。

窓枠を付けましたので、次はサイドモール装着部に筋彫りを入れます。筋彫りガイドテープを使い0.4㎜のタガネで掘ります。

サイドモールは0.4㎜の洋白線を使います。掘った長さに合わせて洋白線を切ります。

瞬着で接着し、隙間にも瞬着を流し込みました。瞬着乾燥後、はみ出した接着剤を丁寧にサイディングです。

これでボディワークは終わりましたので最後のサフ吹きです。

ドア下の筋彫りが少し浅い様ですので、色を入れる前に掘り直します。。。

ボディは、サフが乾くまでしばらく放置ですので、テールランプを作ります。透明のアクリル板を適当な大きさに2つ切り出します。

2枚重ねてバイスに固定し、ひたすら削ります。2枚を重ねて削る事で、同じ大きさの物を作る事が出来ます。因みにこのバイスは、スジボリ堂さんのパーフェクトバイス1号です。安い万力とは違い、しっかりと固定され全くブレません。定価3,600円でーす。ついでに使用しているヤスリもスジボリ堂さんの微美鬼斬で、これまた良く切れるヤスリで、切削能力が非常に高いヤスリです。削ると言うより、切ると言ったイメージです。こちらは定価1,300円の品です。良い道具を使うと作業、速度、精度が上がりますね。

で、出来た物がこちらです。真ん中に0.4㎜の筋を掘りました。

このままでも良いのですが、なんだかのっぺりとしていて、オモチャ感が漂っていますのでもう少しリアルに。掘った筋の部分が頂点となる様に斜めに削ってみました。左側の物が削った物で、右側の物が未加工の物です。

次にランプを収めるパネルを作ります。テール部の窪みに合わせプラ板を切り出し、縁に0.4㎜の洋白線を貼り付けます。

テール部に合わせるとこんな感じです。

削ったランプを乗せてみました。

少し大きい感じです。あとひと回り小さく削り、ランプの周囲、真ん中にも洋白線を貼りたいと思いますが、今日は時間切れです。