前回までに施したラッカーパテが乾燥しましたのでサイディングです。あれだけ塗りたくったパテも、サイディング後は大部分が粉となってしまいましたが、これで良いんです、必要な箇所にパテが残れば。

洗浄して細かく観察すると、至る所にピンホールやら研磨キズが目立ちます。また、今回はプラ板を貼っていますので、その段差も気になり再度ラッカーパテです。

更に4日程乾燥させサイディングしました。ついでにボンネット、ドア、トランクに筋彫りを。この3箇所の筋彫りには、いつも0.4㎜のタガネを使っています。

細かなピンホールはあるものの、一応の形になりました。赤いボディに白のプラ板、ベージュとグレーのパテにより、これ以上の観察は困難(見づらい)ですので、軽くサフを吹きました。

グレーのサフを吹くと、ピンホールやキズ、ボディのうねりが良く分かります。大きな所で、左側フロントフェンダーの研磨不足と、ドア部筋彫りのはみ出しを発見。これだけの研磨不足を見逃すとは、老眼が大分進行してきました、、苦笑

こちらの画像はリアフェンダーですが、形状に問題ありですね、、、トランク先端にも無数のピンホールがあります。

修正が必要な部分のサフを削り落とし瞬着(パテ代わり)を塗り、乾燥後研磨しました。

そして再度のサフ吹き。まだ細かなピンホールはありますが、それはこの後の作業の中で修正して行きます。

リアフェンダーの形状も修正し、トランク先端のピンホールも消えました。フェンダーとトランクの間に開けた穴は、後に給油口になります。

大まかなボディワークが終わりましたので、今日の作業はこれにて終了です。次回は、フロント周り、リアパネルの工作と、時間があればサイドのメッキモールを再現したいと思います。