薬や病院に頼らないで健康に生き生きと暮らす方法をお伝えしています、自然療法の専門家・ホメオパスの金澤千佳です

 

 

ここ最近のシリーズ化している、以前にClubhouseでお話ししたものをまとめている記事

 

本日は、「ホメオパシーと汗疱」の内容を書きましたレジメとなります

 

 

  汗疱の症状

 

 

 

 

「汗疱」には、汗という字が含まれていますが、汗っかきの人に多いとは言われるものの、汗だけが原因とも言い切れないようです

 

症状としては、

  • 手足に水泡ができる
  • 非常な痒みがある
  • 皮膚が灼熱の熱感を持つ
  • 痛みもある
  • 体液が滲み出てくることもある
  • 水泡→乾燥した、ひびの入った、剥離した、赤い、柔らかい皮膚へと変化していく

 

金属アレルギー、アトピー性皮膚炎、多汗症、ストレス、薬剤などが影響になることもあります

 

 

  ホメオパシーの前にすること

 

 

 

 

この主婦湿疹(汗疱)に関しては、まず原因と考えられるものを取り除くことがいちばん大切です

 

その原因として最も考えられるのが、洗剤などのケミカルなもの

毎日使う、台所の食器用洗剤や洗濯洗剤、柔軟剤の使用中止、シャンプーなど、化粧品そういったものを害のないものに変えることです

 

女性なら、生理用のナプキンもその一つです

 

経皮毒と呼ばれるように、皮膚からの吸収はあらゆるところから入ってきますから、手に出ているから手につく洗剤だけではないのです

 

症状がどこに出るかは、人それぞれ、弱いところに出る場合が多いですが、その箇所のことだけを考えるのではなく、皮膚が接するあらゆるケミカルを除去するくらいの気持ちで身の回りのものを見てください

 

ヒントとして、下記のような成分が含まれている洗剤をはじめとした日用品(化粧品も含む)は絶対に外すべきです

  • 界面活性剤:硫酸系のもの、スルホン酸系のもの→タンパク質を破壊・変性、皮膚を通って内臓にも影響する
  • 高級アルコール系(陰イオン)(硫酸系)
  • 陽イオン(カチオン)界面活性剤:カタカナ+クロリド
  • メチコン=シリコン、カタカナ+メチコン、カタカナ+シロキサン、ジメチコン
  • 防腐剤:パラベン、カタカナ+パラベン、安息香酸、フェノキシエタノール
  • アルファベットで大文字記号は大抵NG(DHA, DPAは例外)

そして、次に必要なのが、食べ物です

 

痒みや痛みがあるときには、次のものは控えるよりも辞める選択をしてみてください

  • 砂糖
  • 果物
  • 乳製品
  • 小麦粉

皮膚のトラブルだけでなく、何か症状が出ている時はすべてに当てはまる食事の除去の基本です

 

ケミカルなものの除去と食事を変えることの後に、レメディ選択が来ます

 

なぜなら、穴の開いたバケツを修理しないでいくら水を注いでもじゃじゃ漏れの状態で水がいっぱいになることはありません

 

穴の開いたバケツがあなたの体の状態、水がレメディです

 

 

  汗疱に良いと言われるレメディ

 

 

 

 

上記のことをしていただいた上でレメディを使うと効果はより増すでしょう

 

もし、上記のことをしないでレメディを使ったとしたら、無駄ではありませんが、改善されるまでの日数は、何年もかかる可能性すらあります

 

時間を短縮したいのであれば、やはり上記のことをしてからですね、もしくはしながらです

 

いくつか、汗疱に良いレメディをご紹介します

 

症状によっても違いますが、この「症状」には表面に見える皮膚の状態だけでなく、その人全体であることが大事です

 

どんな病気も、その人自身が現れているのでメンタルの状態や生活習慣が反映されていること、そこからレメディを選ぶことを忘れないでくださいね

 

 

Graphite–粘着性のある滲出液の出る水泡に

 

 

Graphie(黒鉛ー鉛筆の芯)

ベシクルが粘着性の液体が出てくる汗疱状湿疹に最も役立つレメディ

小胞は指とつま先の間に現れることが多く、それらは、粘着性のある水っぽい、透明な液体を出します

小胞はかゆみや火傷に堪えられないほど

Graphiteは、患部の皮膚のひび割れ、裂け目、ざらつきにもよく使われます

 

 

Natrum Mur –水っぽい液体を含む水泡に

 

 

Natrum mur(岩塩)

Natrum Murは、水様の液体を含む小胞を伴う汗疱状湿疹によく働いてくれるレメディ

小胞は破裂し、皮膚に薄い垢のようなものを残します

皮膚の火傷は、小胞が作られるより先に出てくる行可能性があります

熱と暖かさによる一般的な悪化は、通常、NatrumMurを必要とするほとんどの場合によくあるものです

 

 

Mezereum–指の側面の水ぶくれに

 

 

Mezereum(セイヨウオニシバリ)

Mezereumは、一般にスパージオリーブとして知られている植物ダフネメゼレウムの新鮮な樹皮を原料として作られます

指の側面に水疱が形成される汗疱状湿疹にメゼレウムが使われます

水ぶくれは赤い乳輪に囲まれています

水ぶくれは激しい灼熱感を伴います

かゆみは水疱にも現れ、水ぶくれは粘着性の液体を出し、かさぶたを残して乾燥する可能性があります

手の肌が荒れている場合があります

 

 

Petroreum–手のひらや足の裏の乾燥したひびの入った肌荒れに

 

 

Petroreum(石油)

Petroreumは、手のひらや足の裏に乾燥したひびの入った肌荒れがある汗疱状湿疹に非常に効果的です

深いひび割れの場合があります

過度の灼熱感やかゆみを伴い、ひび割れから血が出ることがあります

また、緑がかった可能性のある厚いかさぶたを伴う水疱性発疹にも使われます

 

 

Sulphur–小胞のかゆみと灼熱感に

 

 

Sulphur(硫黄

硫黄は、汗疱状湿疹の小胞のかゆみや灼熱感に役立ちます

水っぽい内容物または膿疱を伴う小胞が存在する可能性があります

Sulphurを必要とするほとんどの例は、夕方と夜にかゆみが悪化します

皮膚を引っかいた後、灼熱感が現れ、引っかき傷から出血が現れることがあります

 

 

Rhus Tox –黄色い液体を排出する水ぶくれ用

 

 

Rhus Tox(ツタウルシ)

Rhus Toxは、黄色い液体を排出する水疱を伴う汗疱状湿疹に重要なレメディです

水ぶくれは手のひらに出ます

水ぶくれは小さい場合も大きい場合もあります

激しいかゆみを伴い、影響を受けた皮膚も赤く、炎症を起こしています。

 

 

Arsenicum album–足の裏とつま先の水ぶくれ用に

 

 

Arsenicum album(ヒ素)

Arsenicumは、足の裏とつま先に水ぶくれができる汗疱状湿疹によく使用されます

水ぶくれの縁は暗い色で、水ぶくれから淡黄色の液体が出ることがあります

滲出液が出るのは主に夜間で、自然と不快感を感じる可能性があります

水疱の激しい火傷が存在する可能性があり、Arsenicumを使用する場合、水ぶくれは足の裏やつま先と一緒に指にも存在する可能性があります

 

 

Hepar Sulph –発疹が膿を出すときの感染症

 

 

Hepar sulph(硫化カルシウム)

Hepar Sulphは、発疹から膿が出て感染した汗疱状湿疹の重要なレメディです

膿は不快で、血が混じっている可能性があります

時には膿は暗い色で、影響を受けた皮膚は、触ると敏感になることがあります

 

 

Cantharis–過度の燃焼を伴う水泡用に

 

 

Cantharis(セイヨウミドリゲンセイ)

Cantharisは、多くの灼熱感を伴う小胞を伴う汗疱状湿疹に役立つレメディです

小胞は痛みを伴い、指と足の指の間に現れる傾向があります

これらは大きく、水っぽい内容物をしみ出させる可能性があります

 

 

Silicea –水ぶくれを伴う過度の発汗の場合

 

 

Silicea(二酸化ケイ素)

汗疱状湿疹は、水ぶくれとともに過度の発汗が見られる場合に当てはまります

水ぶくれは、激しい発汗とともに手のひら、足の裏に現れます

汗は不快かもしれません

水疱からの顕著な膿の分泌物があるかもしれません

Hepar Sulphと同様に、Siliceaは、膿疱状湿疹に感染した膿疱状湿疹の治療にも使われます

 

 

  まとめ

 

 

 

 

レメディを使う際は、ポーテンシー(強さ)が大事になりますね

 

通常、セルフケアキットに入っているのは、30Cですが、実は皮膚に関して言うなら、30Cでも強いくらいです

 

できれば、12Cとか9Cが良いくらいです

 

上記のレメディの中で、もしSulphurを使う場合には、特別なポーテンシーが必要になります

 

Sulphurは、皮膚のトラブルに必ずと言っていいほど登場するレメディですが、実は扱いが非常に難しいレメディです

 

他の理由で使う場合は問題ないのですが、好転反応が出やすいので皮膚に使う場合は、プロに任せることをお勧めします

 

もし、使ってしまうと、好転反応に苦しむことが予想されるので、本当にお気をつけください

 

基本的にセルフケアは急性の症状に行うもので、汗疱は慢性症状ですから、専門家にみてもらうものだということを忘れないでくださいね

 

まずは、日常に使っている洗剤や化粧品から変えること、そして食べ物、最後にホメオパシーです

 

 

 

 

 

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