薬や病院に頼らないで健康に生き生きと暮らす方法をお伝えしています、自然療法の専門家・ホメオパスの金澤千佳です
今日も以前にClubhouseでお話しした「うつはホメオパシーでどう対応するの?」の内容を書きましたレジメとなります
鬱でよくある症状
うつ病で一般によく見られる症状をご紹介します
精神的症状
- 無関心になる
- 気分が落ち込む
- 意欲がなくなる
- ぼんやりすることが増える
- 悲観的になる
- 口数が少なくなる
- 外見や服装を気にしなくなる
- 飲酒量が増える
- 集中できない、仕事でミスが増える
- 喜んだり楽しんだりできない
- 不安、焦り、イライラ感
身体的症状
- 頭痛
- 動悸
- 食欲不振(過食)
- 味覚障害
- 便秘・下痢
- 腰痛
- 生理不順
- 性欲減退・勃起不全
- 腹痛・胃の不快感
- 目眩
- 睡眠障害(不眠・過眠)
- 耳鳴り
ホメオパシーではどうする?
「うつ病」には、このレメディ!と行かないのがホメオパシーです
アトピーなどは、それでもまだよく使われるレメディというものが多少はあったりしますが、鬱となるとそうはいかないのです
上記に挙げたようなよく見られる精神的症状・身体的症状が一応がありますが、実際にはその中身や程度にばらつきがあり、個人差が大きすぎるのですね
「うつ」を英語では、Depressionと言います
ホメオパシーで、クライアント様から伺ったお話を分析するための「レパートリー」という本がありますが、そこでその「うつ=Depression」で見ると、「Sadness」を見るようにと書かれています
Sadnessは、日本語に訳すと普通は「悲しみ」になりますが、実はいろいろな意味があります
- 悲しみ、哀しみ
- 悲哀
- 悲嘆
- 不幸
- 憂い
- 苦しみ
- 悲惨
- 憂鬱
- 傷心
- 憔悴
こうやってみると、どれも鬱の症状の一部ですよね
そのくらい広い意味を持った言葉なのです
そのSadnessだけをみるとリストになっているレメディはなんと625種類です
そこからレメディを選ぶのはどんなスーパーホメオパスでも不可能です
このSadnessの中をよく見ていくと、例えば
- 認知障害を伴う
- 子どもの
- 不安を伴う
など、付随する症状や、特徴などが書いてあります
そこにいくつか当てはまると、レメディが絞られてくるという仕組みです
例えば、こんなケースにはこんなレメディ
例えば、「ひとりの時、鬱っぽくなる」という症状には、33種類のレメディが当てはまりますが、その中で断然その特徴が強いのは、「Arsenicum(ヒ素)」です
子どもで鬱っぽい場合は、14種類のレメディが当てはまりますが、その中で最もその特徴を持っているのは「Natrum mur(塩)」です
ケースによって、選ばれるレメディは、本当に多種多様なので、今回は、3つのケースをご紹介します
ケースその1「自信がなくて不安が強い」
40代男性
【症状】
- 公の場でのパフォーマンスに対する不安が強い
- 日中に何が起こったのか逐一、見直すことで夜眠れない
- 食欲が乱れる
- 不眠に伴い、甘いものを非常に欲しがる
- 怖い夢で目が覚める
- 夕方になると心も身体もだるくなる
- 夜になると鼻が詰まる
- 消化不良を起こしやすい
【原因と発症】
- 今後のイベントやパフォーマンスのことを考えると…
- 理想が高く野心もかなりある
【良くなる条件】
- 涼しい環境
- 熱い食べ物と飲物
- 真夜中後
- 動き
【悪くなる条件】
- 蒸し暑い夜
- 過食後
- 午後4時から午後あ8時半
レメディは、Lycopodium(苔すぎ、ヒカゲノカズラ)
ケースその2「気分が大きく変動するうつ病」
30代女性
【症状】
- 突然涙を流したり、理由もなく笑ったりするなど、行動は不適切です。
- うまくいかないことに対する自己責任。
- 感情をボトルに詰める傾向。
- ヒステリーとノイズに対する感受性、特に勉強するとき
- 顔にとても汗をかく
- 喉の中に何か塊があるようで違和感がある
- 頭痛に悩まされている
【原因と発症】
- 悲しみが強い
- 人生に失望している
【良くなる条件】
- 歩行
- 食べること
- 熱で
【悪くなる条件】
- 寒さ(涼しさ)
- 暖かくなるような服装
- 珈琲と刺激物
- 強い香りのもの
レメディは、Ignatia(イグナシア豆)
ケースそのほか3
20代女性
【症状】
- 自己憐憫の態度
- 快適さと安心を切望する
- わずかな動揺で泣く
- 苦しんでいる人や動物への大きな共感
- 自尊心の欠如、そして力を発揮
- コロコロ症状が変わる
- 慢性的な鼻詰まり
- 初潮が始まった頃から優れない
- 月経は遅れがち、不規則
【原因と発症】
- ホルモンの変化
- 人からの影響を受けやすい
【良くなる条件】
- 泣くこと
- 穏やかな運動
- 新鮮な空気
- 冷たい飲物
【悪くなる条件】
- 熱で
- 湿気のある部屋
- 豪華で脂肪たっぷりの食事
- 黄昏時
レメディは、Pulsatilla(セイヨウオキナグサ)
ホメオパシーでの作用
ホメオパシーは、処方する砂糖玉(レメディ)よりも、コンサルテーション(カウンセリング)に主きを置いています
質問をして、それに答えていただくという単純作業ですが、質問に答えるときに自分を見つめる作業が自動的に行われます
ただし、今まで自分が考えなかった質問だったり、考えたくない質問だったりするので、時には痛みを伴うこともあります
しかし、その自分を見つめる作業なしでは、状態は変わらないのです
自分を顧みる中で感じる痛みを和らげるのは、ホメオパシーの砂糖玉(レメディ)であり、と同時にその作業を促すのも砂糖玉(レメディ)の作用です
ホメオパシーのレメディは依存性がない
ホメオパシーで対応すると、良いところは、レメディに依存性がないことです
うつなど精神疾患の薬は、多くが依存性を持っているので、一度使い始めるとなかなか辞められないのが特徴の1つです
病院で出される薬と併用することも可能です
ホメオパシーで治さなければいけないと思って追い込むのではなく、ホメオパシーも使ってみようくらいのスタンスが大事です
「〜ねばならない」の感情は鬱を悪化させる大きな原因となるからです
ホメオパシーのレメディは、英語でREMEDYと書きます
Reは再びという意味、medyはmediumを語源としていて、洋服のサイズを表すS,M,LのMと同じ意味、つまり真ん中です
Remedyは、直訳すれば、「再び真ん中」となります
つまり、ブレた心と体を真ん中=中庸に戻してくれるのがレメディです
人間、生きている限り、心も身体もブレます
なにも起きない人なんていないのです
ですから、ブレたら真ん中に再び戻れば良いのです
そして、そのお手伝いをしてくれるのがレメディなのです
心の病いは、誰にでも起こりうるものです
ストレスの多い現代社会ではなおさらです
ただ、自分でおかしいなと思ったら、早くお手当てを始めることです
どんな病気にも言えることですが、早く始めれば始めるほど治るのも早いからです
それは、ホメオパシーだけでなく、現代西洋医療でも同じです
癌を見れば良くわかりますが、早期発見ほど完治する率は上がりますし、治療にかかる時間も短くて済みますね
どんな病気や症状にもホメオパシーでお手伝いできることが必ずあります
選択肢の1つに加えていただけると、あなたの健康が必ずより良いものへ、そしてあなたの望む方向へと人生そのものが動き出します!
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