私は中学校の図書室で
全巻読みました。

中学の図書室には
中段に「はだしのゲン」
下段に「アサヒジャーナル」がありました。

今回、「はだしのゲン」に描かれている日本兵の中国人虐殺の部分が「あまりにも残酷」と問題になったらしいですが、「はだしのゲン」が書かれた当時は周知のコトで大袈裟な表現とも思われていなかったと私は感じています。

平和が続いている今に読むと、本当に残酷で目を覆いたくなり「日本人はそんなコトやっていない」コトにしたくなるのでしょうが、

「はだしのゲン」が初めて発行された時も、全国の学校の図書室に置かれた時も、誰も反論や反対していないというコトは、事実を書いているからなのだと私は思っています。

今回のように「残酷なので閲覧をやめる」という意見がでるのは、戦争の風化が始まっているというコト。

戦争は目を覆いたくなる残酷なコト
=(だからこそ)
やってはいけないのです。

目を覆いたくなる残酷な戦争に
目を覆ったら、残酷でなかったコトになったら!風化=リアリティがなくなるのです。

「はだしのゲン」は読んだら本当に心が傷つき、壊れ、疲れる。それが戦争だと、戦争を体験したことのない私達がやっと感じることが出来るのだと思う。本当の少しだけどリアルに触れるコトが出来るのだと思う。

「はだしのゲン」のリアルは錆びない=戦争の風化がない。それは、作者が体験し、聞いた事実が書かれているから。

事実はハートをつかみます。


アサヒジャーナルも凄まじいモノでした。戦争の写真。ベトナム戦争の写真が多かったと思いますが、リアルな写真をそのまま載せています。

きっと今だと、悲惨過ぎて選ばれなかったり、モザイクが入ったりするのでしょうね。

憲法を変えようと
政治家が戦争の入口を開けようとしている今こそ
もう一度、過去の事実を再確認する必要があるこの時期
「はだしのゲン」にスポットライトがあたり、今、増版され読まれているとのこと。

日本人が戦争について、改めて考える時期に来ているのだなぁ~と必然に思えて仕方ありません。