
うちの部署の秘書の子と
将来の人生設計について話す。
彼女は彼氏がいて、結婚の約束もしているそう。
1年後に結婚して、
始めの一年くらいは二人の生活を楽しんで、
それから20代のうちにふたり子供を産みたいそうです。
「ホンジュラスは30歳でもう高齢出産でリスクだよ」
えーー、私の年齢知ってるくせに。
いや、ホンジュラスでも高齢出産の定義は35歳以上です。
勝手に変えないで~
って思うけど、
いざというときの施設の対応の悪さや医療レベルを考慮したら
30かもな、なんて思ってしまう。
日本は高齢初産婦さんはたくさんいて、
35歳なんてまあ普通。
だけどアラフォーになると、
今までの人生の経験があるから、
いろいろ心配になるわけです。
リスクあることも承知だろうし。
みんながみんなじゃないこともわかっていますが、
心配性な方が多い。
もっと妊娠を楽しんだら~なんて思ってしまうくらい。
どうしても心配なことがあるから頭でたくさん考えてしまうのはわかるんです。
でもお産するのは頭じゃない。
体ですよ~。
胎児を育てるのは自分の体よ。
ほんとはもっと詳しく言わなきゃいけないかもしれないし、
あまり自分の意見を述べるべきではないのかもしれない。
その一方比較的若い子は素直。
20歳くらいの子は体力もあるし、
頭を働かせすぎるとホルモンが出なくなってしまうので
本能がだせない。
若い子は、本能がまだまだ活躍するので
お産も授乳もけっこううまくいく。
だからお産は若いほうがいいという理由もある。
ホンジュラスは若すぎてリスクだけど。
私の地域は
高齢出産=多産なので別のリスクを背負っています。
高齢初産婦はまだまだ珍しい。
いつもパンお願いしたり、
イベントの予定などを教えてくれる
自然派のおばさん。
彼女はシングルマザーで5歳の娘がいます。
娘にもスナック菓子や炭酸ジュースははあげないとか
でかけるときもいつもフルーツを持参する、
オーガニックの野菜を使う、
薬のかわりに自然の植物をできるだけ使う、
ごみは持ち帰る、
そんな自然派の彼女は
いつもその考え方に共感できる数少ないホンジュラス人です。
彼女は42歳で子供をうみました。
「私は高齢出産だけど、私はそれがよかったと思っている。
妊娠してたくさん勉強して
いつも健診の時に先生に質問を用意していって
質問してた。
先生もいつもそれに丁寧に答えてくれた。
若い子は何も知らない。
年を重ねたからこそ、妊娠を大事にできた。
お産の時も
前から先生から聞いていたから
自分で何が起こっているかわかって
看護師さんを呼ぶことができたの」
ホンジュラスでもこんなに自分の体に目を向けている人いるんだな
って思った。
妊娠中は自分の体に目を向けてね、
生活を振り返るいい機会ですよ
なんて話をするけれど、
まさにセルフケア。
日本の高齢初産婦さんたち
心配いっぱい、
頭でいっぱい考える、
それってちゃんと自分の体に目を向けて
赤ちゃんにも目を向けている。
高齢妊婦さんだけに限らずだけど、
日本の妊婦さんって優秀。
今母親学級(両親学級)のホンジュラス版をカウンターパートと企画中。
ホンジュラスの妊婦さんもいつか、
危険な兆候を知るだけでなく、
もっと自分の体に耳を澄ませて
自分の心も体も大切に、赤ちゃんにもちゃんと話しかけて、
ということができる人が増えたらいいな。