心身を壊すほどキツイ仕事を
給料を上げるから続けなさい、というオファーや
結婚相手を探す時に
年収で妥協しなさい、というアドバイスに
イエスと言っても、状況が大きく好転することはない、と思う
悩んだり、行き詰まったりした時
条件を変える
という打開策を勧める人が多いのだけれど
年収で妥協したら
この先数十年一緒に居たいと思える相手と必ず出会えるわけじゃないだろうし
長時間労働で病気になったからといって
労働時間を減らしたら、ストレスがなくなって、急にルンルン仕事ができるわけでもない
条件さえ満たせば必ず幸せになれる
というほど、人間は単純じゃないから
結婚の決め手の一位は
男女ともに「居心地が良い」
30代で結婚しても約50年
50代で結婚しても約30年
生活を共にする相手なのだから当然のことだと思う
もちろん男女ともに
「外見」「年収」「学歴」「家事能力」
なんかも、決め手のトップテンには入っていて
それさえあれば、他のことは気にならないのであれば、何の問題もないので貫いてほしい
価値観や金銭感覚、感性が似ている相手は
一緒に居ても違和感がないから、居心地が良いと感じる
仕事の場合も同じで、職場の感覚に
違和感を感じ続け
自分の心身に負担をかけ続けていたら
非常に居心地が悪い思いをする
現状が思わしくないからといって
心身を壊すほどキツイ仕事を
給料を上げるから続けなさい、というオファーや
結婚相手を探す時に
年収で妥協しなさい、というアドバイスに従ったとしても
それによって
違和感のない状況が実現するわけでも
違和感のない相手が出現するわけでもないのだから
承諾する価値があるとは思えない
婚活の場合、スタート地点に立つ前に振るい落とされるのを防ぐ、という措置としてお相手に望む条件を下げなさい、というアドバイスがあるのは理解できる。
けれども、余計なお世話だとも思う
嫌だと思うこと
我慢すること
がっかりすること
怖い思いをすること
悲しい思いをすること、が続くと
心か身体が消耗する
居心地が悪いと心か身体が病むのだ
現状を変えたいなら
条件だけではなくて
「関わり方」を変えなきゃならない
関わり方を変えるには勇気がいる
条件を変えて上手くいったのなら
条件に伴って、関わり方(や気持ち)も変化して、勇気を持って行動できたから、だからね
横浜駅から15分 石川町
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