毒親に悩んでいる人は多いし
お子さんのいるクライアントの方々は「自分も毒親になってしまうのではないか」という心配も必ずなさっています



人間の子どもでも狼に育てられたら四つ足歩行する。


心配するのは当然です



しかし
連鎖は断ち切れるし
私は、クリアリングも断ち切るヒントにして頂きたくて続けています



親の影響を受けてきたからこそ毒親に悩む
しかも、基本的に自分の知っている「子育て」をしてしまう


ところが実際に子育てをしていると

同じ釜の飯を食べたはずの兄弟でも全く性格が違う
親の言うことを聞かない
友だちの影響で、どんどん変わっていく

ということも経験もします


けれども、
いざ、自分の影響が及ばない現実を目の当たりにすると、影響力のない親であることに失望し
益々自信を失くしてしまうのです




親が子どもに与える影響がどれほどのものか
について大きな物議を醸した
ジュディス・ハリスの「子育ての大誤算」という本によれば


「重要なのは親じゃない」



その根拠として

一卵性双生児は同じ遺伝子を持っているが
同じ家庭で育てられた二卵性双生児よりも
別の家庭で育てられた一卵性双生児のほうがずっとよく似ていた。という例を挙げ


人格の形成には
遺伝子のほうが子育てよりも影響力が強い
ことを示しました



また、ハリスは行動遺伝学と進化心理学の膨大な研究結果から
「子どもは友だち関係の中で人格を形成していく」という仮説を立て
子どもたちは「友だち関係を優先して親の言うことを聞かないように『進化論的にプログラムされている』」としています。



ジュディスハリスの研究は
親の教育は無駄だというのか!
と反発も招きました



もちろん無駄なはずがありません
安全な環境を提供されることが、子どもの成長にとって不可欠であることは明らかです



親の責任転嫁や育児放棄を招くとの批判も相次いだそうです



しかし、
それよりも注目したいのは


親はもっと肩の荷を下ろしても良い
という点


同じように育てたつもりの兄弟の性格が
全員そっくりにならないのは


親が子育てに慣れた
経済状況など家庭環境が変化した
などの理由よりも


本人の生来の資質が大きく影響するせいなのかもしれない


もしも子育てに不安を感じた時も


子どもを多様な人や経験に触れさせれば
そこからの影響を受けて人格は形成されていくのだから


保育園に預けても
公園で遊ばせてもいい
地域の催しや、ワークショップや、外国人のいるところなど


1人で抱え込むよりも
親は子どもの安全と安心だけ死守できれば
あとは多様な人や経験に触れさせる事こそ大切なのかもしれない



一方で
もし、親が自分自身の毒親の影響を癒し
連鎖を断ち切る作業が出来れば
子どもの安心はさらに大きくなる



子どもは必ず大丈夫




多様性に触れることが大切な理由は
また別に書きたいと思います



 
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