月の満ち欠けが人体やその精神活動に影響するというのは有名な話ですが、近ごろは太陽の活動がやけに活発に感じられて、何となく太陽が活発ということは「陽の時代」なのかな?などと思って調べておりましたら、今は「陰の時代」なのだそうですね。
時代の周期については、800年とも、2000年とも、2500年とも6400年とも2億3千万年とも言われているようですが(ずいぶん色々な見方があるものです)
どうやら、今は
2012年に陽の時代を迎えるための、陰の極まった時期 (転換期)
陰の時代であるために、陽(である太陽)が自己主張をしている
というあたりが腑に落ちました
(占星術がわからないものが書いているので、たどたどしいです。あはは)
陰陽というのは、互いに対極にあるわけではなく、必ず一方に他方が内在し、一方の性質が極まると、突然性質自体が転換(反転)するんですね
ちょうど暗闇に朝日が差し込んできて、青白いバックに赤い陽が浮かび、やがて明るいい光が全体に広がるようなものです
もう一つ興味深いのは、占星術の現在を「アクエリアス(みずがめ座)の時代」と見るというもので、その前はうお座の時代であったそうですね。
アクエリアスの時代というのは「女性性の時代」ともいわれ、特徴は
愛・調和
精神性
自己や魂の探求
浄化と再生
変容
などのようです(引き続きたどたどしい)
これは非常によくわかりますね
女性性といわれると「陰」のようですが、陰陽の調和した時代とも受け取れます
代替医療や精神性などに人々が目を向けたり、古い価値観が通用しなくなったり、隠されていた物事や置き去りにされていた物事が明らかになって解決や新しい道への模索が始まる
これは陰陽の概念にも当てはまります
陰 = 遠心性、女性、月、水、農耕、冷たい、上へあがる、青白い
陽 = 求心性、男性、太陽、火、狩猟、温かい、下へ下がる、赤い
陰陽論では、始まりは一つの太極であったものが、ビッグバンによって広がっていく力(陰)が拡大しつづけ、その力が極まった時に収縮(陽)する力に変わった。
そして、陰は音となって精神を創り、陽は光となって物質を形成し肉体を創りました。
今の時代が陰の時代であるとするなら(卯は陰ですがそんな短期的な話ではなさそう)、上記の性質から陽から陰の時代への変化というのは、
一極集中が、分権や地方へ
個人から集団へ
ミクロからマクロへ
物質至上が、精神性やエネルギー(気など)重視へ
己の外に神を置く一神教から、八百万の神を感じる多神教や自己の魂(内なる神へ)
ということになりましょうか
ついでに、陰が司る水というのは形がなく、逆に何にでも形を変えることができ、流動的でありながらその流れが滞ると腐る、というのも象徴的に思えます
陰陽の調和ということを踏まえて、アクエリアスの時代の性質を考えると現在の状況が深いところで腑に落ちる思いがします
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