今後の梅雨と夏の時期を迎えるにあたって、湿気を体の中にためないよう、是非「水はけの良い」身体を作っておくことが大切です。
ところが、「たくさん水分は取るけれど、尿の回数は多いから水はけは悪くないと思う」
これは不正解です。尿の回数がやたらに多いのも「水はけ」が悪い時の症状の一つです
何度かお話しておりますが、身体に溜まった「湿」は、動かしてやるように働きかけなければ体外に出ていきません。
その方法の一つが鍼灸
そして、ご自分でなさる場合は「働きかけて(ここがポイント!)汗をかく」ことです
今年の夏は、どこでも設定温度が高くなりそうですし、家庭でも節電が必要です
もし、汗がかけない身体のままで夏を迎えることになったら・・・
これは本当に死活問題です!!!
*因みに汗をかくうえで大切なことが最後に書いてあるので、途中まで読んで見切り発車しないでね( ̄▽+ ̄*)
働きかけて、というのは、つまり
座っていても汗がダラダラ出る
失敗して冷や汗が出る
こういうのはNG
身体を動かすことです
動くことで体内にべったりと居座っている「湿気」を動かしてあげる
それと同時に、毛穴が本来の体温調節の役割を担うように、機能を回復してあげなければなりません
冷暖房によって「夏の方が冷える」状態に慣れている我々現代人は、汗をかく機能が衰えてしまっています
汗をかかないと、湿気だけではなく、身体の中の有害物質も外へ出ていきません
普段からむくみ易い方には、一番のおすすめは水泳
水の圧力もかかりますし、水から上がった後は疲れてはいてもスッキリするはずです
道具がなくても、歩く、走る
家の中なら、ヨガ、踏み台昇降(階段でも段差でも出来ます)
それでも汗をかけない方は、半身浴
(半身浴でも汗をかかない方って、いらっしゃいますよね~)
常温の水か、ぬるま湯を飲んでからゆっくりと湯船につかります
お湯はおへその下までですから、上半身には乾いたタオルをかけるか、裾を縛って短くしたTシャツを着ます
口の中に水を含む、というのも「体の中に水が残ってるようだな・・・。では、汗で水分を出しても大丈夫だな」と身体に思わせるテクニックだそうです。
さて、何とか汗はかきました
その汗、放っておいてはいけません!!
必ず拭きましょう。
「あ、汗引いちゃった・・・」イコール「せっかく出した有害物質また戻しちゃった」です。
おまけ
岩盤浴や遠赤外線サウナで汗をかいた場合のご注意はコチラ
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