マッサージに良いも悪いもあるものか
と、思われるかもしれませんが
いろいろな場所でマッサージを受けたことのある方にはお分かり頂けると思います
マッサージは、一般的に疲れやコリを軽減させるために受けるわけですから
目的はリハビリなどで利用されるのと同様に「治療行為」になるはずです
ですから良し悪しの第一は、症状が改善されるか否かということになります
マッサージする側はコリを作った原因にアプローチしなければなりません
一方、受けた側の改善の目安になるのは、終わった後の「感じ」
昨日今日に作られたコリでなければ一度で嘘のようにスッキリとはなかなかゆかないでしょうが「感じ」は確実に変わります
軽い「感じ」
だるい「感じ」
眠い「感じ」
軽い、というのは例えば腕を挙げるのに余計な力を入れる必要が無くなった感じです
すっと挙がる
だるい、眠いは、他動的に筋肉が運動させられたことによる疲労や、血流が良くなったことによるもの
運動ですから、運動しすぎれば筋肉痛になります
これが俗にいう「揉みかえし」です
揉まれた箇所が翌日以降に痛くなるような場合は刺激が強すぎた証拠
慢性的にコリを抱えている方は、刺激に鈍感になっている場合があって「もっと強く、もっと強く」と刺激量の要求がエスカレートしていくことがあります
ところが、これを続けていると筋肉の繊維が傷ついて修復が出来なくなります
その場合は、重なった層をはがしていくように、何度か施術を続けて対応していかなくてはなりません
スポーツトレーナーも試合後の選手に対してフルのマッサージはしません
疲労した筋肉を軽くほぐすのみです
それを怠ると筋肉痛や、疲労物質の蓄積によるコリが生じるため、運動後のストレッチが欠かせないのです
慢性の肩凝りは言わばこのストレッチを怠った状態です
1 終わった後に身体が軽く眠い
2 コリの原因や生活上の注意点に対する的を得た指摘がある
3 受ける側の言いなりに強い刺激を与えない
そういうマッサージでしたらリピートして通う価値があると思います
鍼灸・マッサージ
ホリスティックケア・プアマナ