着物が大好きなみなさんと
京都で着物についてのお勉強に行ってきました！
文様講座『文様ゐろは』冬
重要文化財にもなっている
『旧三井家下鴨別邸』にて
素敵なロケーション！
はじめに
図案家 大内惣介さんによる
『冬の歳時記と文様』について
文様はお正月によく見られる
『松竹梅』
松竹梅の文様がおめでたい理由や
お正月の風習、門松やしめなわ等の意味も
教えていただきました
「形だけ受け継いでも意味がない
思い、生き様も合わせて伝えていくことが
『伝承』である」
と講座の中で話された
大内さんの力強いお言葉
確かに。。。
行事や風習も、本来の意味を
知らないことの方が多いかもしれません
大晦日の本来の意味は？
なぜお雑煮を食べるのか？
節分になぜ炒った豆をまくのか？
お雛様の並びは決まっている？
どれも全て意味があり
どれも昔からの人々の願いや
祈りが込められていることばかり
日本中全員が
この意味を感じながら季節が流れ
一年を過ごしたら
ものすごく平和でいい国になるのにな
とそんな妄想をしながら講義に聞き入っていました
もっともっと聞きたいことがたくさん！
四季ごとの講座の『冬』がテーマでしたが
さらに月ごとに絞って
掘り下げたお話を伺ってみたいです
つづいて
図案家 吉田泰子さんによる
『干支』『お正月遊びや道具』について
かるた、福笑い、すごろく…
懐かしい･*:.｡..｡.:*･ﾟ
子供の頃はお正月みんなで遊んだなー
↓これはなんでしょう？？？
正解は、羽子板の羽根の玉！
ムクロジという植物の種子だそう
漢字で書くと
『無患子』
『子が患わ無い』
という願いが込められているそう
こんなところにも意味があったとは！
お座敷遊びの『投扇興』についても
教えていただきました
難しそうだけどやってみたい！
こちらの掛け軸は
吉田さんの作品
寅と申、酉と卯というように
ちょうど反対側に当たる
干支の漢字を2つ組み合わせ
日本の文様と組み合わせたものだそう
モダン！
こちらの柄で半衿などの小物も作られているそうです
講座の後はお庭をお散歩
池にはうっすらと氷が張っていました
空は雲ひとつない青い空
お庭の松
講座を受ける前とは見方が変わりました
着物についても
デザインについても
興味深く、とても勉強になりました
また春の講座も受けたいです！
この後は下鴨神社へ
続きます✈︎✈︎✈︎
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