DTMでは、コンプレッサーで音圧を上げるのは常識ですが、ある音を前に出したり、後ろに引っ込めたりするのも、コンプレッサーの役割だったんですね。
そのような音質の変え方を、Logic Pro Xのコンプレッサーでご紹介します。
レシオを変えて音質を変える
別記事で音圧について書いていますので、今回はコンプレッサーでの音質について。
コンプレッサーのレシオには、音質、つまり音の空気感を決める、という役割があります。
ちなみに、レシオを高くしたり低くしたりする場合は、リダクション量を同じ量にしましょう。
音の違いが出ませんので。
リダクション量はスレッショルドで調整します。
サンプル画像では、リダクション量を10dbにしています。
低いレシオ

レシオが低いと、「ゆるく、ふんわり」という感じで、一般に”ボーカルやアコギ”などが対象となります。
と言うのは、低いレシオでは、残響や倍音が強調されるから、なんですね。
高いレシオ

レシオが高くなると、原音をかなりいじった感が出てきます。一般に、打楽器系は高めに設定することが多いです。
と言うのは、高いレシオでは、アタック、つまり立ち上がりの音を強調されるから、なんですね。
アタックとリリースで音質を変える
ある音は前に出して、また別の音は後ろの方から聞こえる感じを出したい時などに、アタックとリリースを活用します。
立体感を出したい時ですね。
アタックタイムを短くする
アタックを短くすると、音の立ち上がりが奥まって聞こえます。
ピアノやオルガンなどは短めにしたほうが馴染みやすいですね。
アタックタイムを長くする
アタックを長くすると、音の立ち上がり部分が前に出てるように聞こえます。
ドラム系、キックなどの”ドンッ”を前に出したい時は短くします。
リリースタイムを短くする
リリースを短くすると、音の胴鳴り、伸び部分が前に出てるように聞こえます。
アコギとかハイハットなどを程よく前に出したい時は短めにします。
リリースタイムを長くする
リリースを長くすると、音の胴鳴り、伸び部分が奥まって聞こえます。
タンバリンとかコーラスなどを後ろっぽく持ってきたい時は長くします。
まとめ
アタックとリリースの使い方。
実は、”石田ごうき”さんの「音圧アップのためのDTMミキシング 入門講座」で勉強させていただきました。
僕の場合、一回じゃ理解できなくて、何回も見直しています。
何かすぐこんがらがっちゃって、「何を短くするんだっけ?」って忘れちゃうんですよね。
というわけで、Logic Pro Xに当てはめて書いてみました。
わかんなくなったら、ぜひご参照を。






