Logic Pro Xで、マイク接続してボーカル録音をしたり、ギターを接続して録音したりすると、やたらと音がずれてタイミングが合わない。。

いわゆるレイテンシー(音の遅延)問題ですが、なんだ、”低レイテンシーモード”であっさり解決しちゃうんですね。


 



レイテンシーって?



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レイテンシーとは、鍵盤を押したり、弦を弾いてから音が聞こえるまでの遅延、時間差ですね。

MIDIキーボードでも起こるんですが、ボーカルやギターなどのオーディオ録音でも起こるんですよね。


いろんな要因が絡まって起こるらしいのですが、要は、処理が追いついていないってことなんですね。

僕の、「Core i5 , メモリ4G」マシーンレベルだとしょっちゅう起きちゃうんですよね。


 



低レイテンシーモードで即解決



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ロジックの環境設定で、「オーディオ→一般」と開いて、”低レイテンシーモード”にチェックを入れます。


そして、一番下のメモリをゼロ、つまりレイテンシー(遅延)ゼロにします。


あとついでに、補正を”すべて”にします。

これは、自動補正機能というもので、トラック間のレイテンシーを、一番タイミングの遅いトラックに合わせることで自動補正してくれるというものです。


 



バッファサイズでも調整できる



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レイテンシーの値に最も影響するのが”バッファサイズ”とされています。

この数字が大きいと処理自体は安定しますが、レイテンシーは大きくなります。

逆に、小さくしすぎると処理が遅くなり、ノイズが発生したります。

したがって、確認しながらの調整が必要となります。


 



まとめ



僕の場合、聴感的に遅れを感じた時はすぐに”低レイテンシーモード”にします。

常にはしていません。

というのも、いつもそのモードにしておくと処理が安定しないからです。


あ、もう一つ。

”低レイテンシーモード”の場合、音変わることがあるので、モードにしてから音を決めてったほうがよいでしょう。