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声かけ・車への誘い込み…子供狙った事件『前兆』も捜査へ

子供を狙った事件が相次いでいるのを受け、警察庁では来年度から、声かけや車への誘い込みといった情報を、メールで地域と共有するだけでなく、重大事件の

「前兆」

として捜査などに乗り出す体制づくりに取り組む。


同庁では2005年6月から、子供を対象にした暴力的性犯罪の前歴者について、法務省と出所情報を共有する制度を開始した。


昨年末までに計410人分の情報提供を受け、子供に声をかける不審者の特定や、性犯罪事件の捜査に利用してきた。


だが、犯罪歴がなく

『不審な行動を取る程度の人物』

には対処しきれない面もあった。


このため、「前兆」事案を捜査する専従チームを全国の警察本部に設置。


早い段階から対応することで、誘拐や殺人などに発展するのを防ぐことにした。


専従チームは

『1班11人体制で、生活安全部門に計111班(約1200人)が配置される』


住民からの通報を受けて、不審者が出没する地点で待機するなど、機動的な捜査を行って不審者を特定し、声かけのように、違法行為としての摘発が難しい

『グレーゾーン』

の行為についても、積極的に警告していくという。


警察庁幹部は


『子供を狙う性犯罪の多くで、予兆が見られる。今まで対応が難しかった事案にも警察力を投入し、芽の段階で摘み取りたい』


と話す。

勝木容疑者を送検

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千葉県東金市で保育園児成田幸満(ゆきまろ)ちゃん(当時5歳)の遺体が見つかった事件で、東金署捜査本部は7日

同市東上宿

無職

勝木諒(かつきりょう)容疑者(21)


を死体遺棄容疑で千葉地検に送検した。


勝木容疑者は午前8時頃、ジャンパーのフードで顔を覆い、終始うつむいたまま、両脇を2人の捜査員に挟まれ、同署を出て、金色のワゴン車に乗り込んだ。

『仕事いや』夏から欠勤、事件前日退社 女児遺棄容疑者

事件に関与したとされる男は、現場のすぐそばに住んでいた--。


千葉県東金市の保育園児成田幸満(ゆきまろ)ちゃんが遺体で見つかった事件で、千葉県警は6日

無職

勝木諒容疑者(21)


を死体遺棄容疑で逮捕した。

容疑について

『女の子を抱きかかえて現場に置いた』


などと認め始めているという。


逮捕の報を受けた遺族らは


「悲しみが癒やされることはない」


と話した。


勝木容疑者は9月まで、自宅から約6キロ離れたふとん製造工場に勤めていた。


05年春まで通っていた養護学校(当時)の在学中に、実習で一度訪れた先だった。


学校側は


『誰とでも仲良く話をすることができ、協調性に富んでいます』


と、同容疑者を紹介したという。


同年春に学校を卒業し、パートとして就職した。



工場長(54)によると、勤務時間は午前8時半から午後5時まで。


貸布団を整理したり、綿を打ち直したりする工程を担当し、月約10万円の給与だった。


口数は少なく、工場長は


「怒ったところを見たことがない」


忘年会では、すすんで演歌を歌い、社員旅行にも参加した。


アニメ映画などが好きで、友人を

「一緒に見に行こう」

と誘っていた。


ただ、仕事で、上司から注意されると



「ちゃんとやっているのに」



とつぶやくこともあったという。


働き始めて4年目の今年夏、初めて無断欠勤し、その後、ずっと休んでいた。


仕事の相談によく乗っていた同僚の女性が

「出ておいでよ」

とメールをすると

「仕事がいやになっちゃった」


と返信が来たという。


家族を通じて意向を確認した会社が、正式に退社の手続きをとったのは、事件前日の9月20日だった。


10月2日、一人で会社を訪れて、制服などを返した。


ひげが伸び放題になっていたという。


工場長は


「同僚のみんなが、事件を信じられないと思う。人を殺すような子じゃない。何かの間違いじゃないか」


と話した。


同僚女性には、その後もたびたび連絡があった。


電話の会話の中で、事件のことが話題になったこともある。


『職場で、勝木君が犯人かもしれないって言われているよ(笑)』


と冗談で言うと、慌てた様子で

『僕じゃないですよ』

と言い返した。


そして

「(幸満ちゃんが)かわいそうだね」

「なんでそんなことしちゃったんだろうね」

などと続けたという。



同月26日夜のメールには

『お元気ですか 僕は元気です 今仲良しの女の子とメル友しているんだ!』

とあったという。



『窓から衣類捨てた』



死体遺棄容疑を認める供述を始めた勝木容疑者に対して、県警は今後、動機の解明と幸満ちゃん死亡への同容疑者の関与について調べを進める。


捜査本部は今回の事件で、幸満ちゃんが行方不明になってから遺体で見つかるまでの時間が短かったことに注目した。


見つかったレジ袋も現場近くにあるスーパーのものだったこともあり


『現場周辺に生活拠点がある』


と判断し、周辺の聞き取りを中心に捜査を進め、勝木容疑者が浮上した。



勝木容疑者は調べに対し、部屋の中で幸満ちゃんがぐったりしていたと供述。


服を脱がせた場所については明言していないが、衣類の入ったレジ袋を自室窓から投げ落としたと話している。


また、自室に幸満ちゃんがいたことについては



「事件当日、外で何度か幸満ちゃんに会った。ついてくるので『帰りなさい』と言ったら、一度帰ったが、部屋に戻ったら幸満ちゃんがいた」


と供述しているという。


捜査本部は幸満ちゃんが勝木容疑者の自宅にいた経緯を調べ、家宅捜索で室内から採取された複数の毛髪などの鑑定を進めていく。