どうも就労移行で支援員をしています綱川ニールです。


就労移行に見学に来る人からよく聞くのが


会社に入った後、条件が違った‼︎


という話。


でもですね、何社も何社も入社後条件が違うって会社に出会うのは本来起こりにくいことなんです。


雷だって何回も当たりはしないでしょ?

この例えあってるかな?


そうなる原因は


自分にある


のかもしれません。


例えばよくある勘違いが下のマンガ↓


勘違いが起こりやすい項目を纏めると……


①休み


完全週休二日と週休二日を間違えるケースはよくあります。


後者は月の中に土日休みが一回でもあれば良いわけで、毎週土曜日休みでなくてもいいんです。


あ、違いますね。


ちゃんと伝えると、土日休みでなくても良いです。


二日休みがある週が一ヶ月の内に一回でもあれば良いが正解です。


②賞与


求人票に賞与ありって書いてあっても必ず出るものではありません。


実績によると書いてあれば、当然実績次第では出ません。


昨年実績あり


って書いてあってもそうです。


また会社によっては事業所単位でボーナスが出るので、名古屋は出るけど福岡は出ないとかもあります。


そこら辺は内定出てからしっかり聞きましょう。

※一次面接や二次面接で聞くと「条件にしか興味ない人」と思われて落ちることがあります。


③正社員登用あり


これも勘違いが起こりやすいポイント。


特に障害者雇用の場合は気をつけてください。


求人票に過去三年の登用実績が書いてあっても、それは……


健常者を含めたものかもしれません。


健常者は正社員になれるけど、障害者雇用では実績がない、そんなケースをいくつか見てきました。


あるいは正社員登用は健常者、障害者変わらず行なっているが、そのためのテストが


国立大で専門学部出てないと受からないレベル


なんて話もありましたね。


そんなん実質、正社員登用はないようなもんだろ!


なので勘違いしないためには、これも、しっかりと聞くことです。


ちなみにこれは一次面接や二次面接で普通に聞いてもOKです。


④職務内容は適正によって判断します


これは障害者求人では時折見かける文言ですね。


例えば求人票に下が書いてある場合。


職務内容

事務職・事務補助業務

(Excelでの書類作成、軽作業、その他庶務)

職務内容は適正によって判断します。


これを見て


Excel使っての業務がしたいから応募だ!


って紹介状を切る人もいますが、それは注意が必要です。


だって、この求人票だとExcelなんて触らせてもらえないこと普通にありますもん。


この求人票を要約すると……


Excelや軽作業、庶務を全部やってもらうこともあれば、どこか部分、部分だけお願いすることもあるよ。


ってことです。


職務内容は適正によって判断します。

とはそういう意味です。


そこを理解していないと、嘘をつかれた!!!


と思ってしまうかもしれません。


まあ、他にも残業時間や勤務地など色々と勘違いポイントはあります。


求人票は見方を知らないと誤った解釈を生むこともありますので、就労移行に通っている人はスタッフとしっかり確認しましょう!