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どうもYoshiです。

気がついたらもう8月ですね。

 

さてあれこれやってたらカレンダーを変えるときが来たわけですが。

前回はギャンゴ単体という個人的には微妙なチョイスでしたが8月はどのような怪獣が出るのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

ペギラvs巨大ラゴンvsゴメスです!

 

ウルトラQですねこの組み合わせは。

厳密には巨大ラゴンはウルトラマンに登場した怪獣で放射能の影響で凶暴化&巨大化したものなので違うのですが。(ラゴンは本来等身大サイズ)

 

ペギラとゴメスは解説済みのため巨大ラゴンのみご紹介します。

海底原人 ラゴン(巨大ラゴン)

ウルトラQでは雌個体および赤ん坊個体が登場し、ウルトラマンでは雄個体が登場しました。

昭和作品に登場したラゴンの見分け方は胸の突起があるかないかの違いです。今回はQのラゴンではなく巨大化したラゴン中心となります。

ちなみに巨大ラゴンはその雄個体が放射能の影響で被爆し突然変異を起こした被害者なのです。おまけに肩にはもう一つ原子爆弾をぶらさげており歩く爆弾と化しています。

 

さらに突然変異の影響により「精神に異常をきたし凶暴化」「Qではラゴンが好んでいた音楽を聴くと嫌悪感を抱く」といった変化を起こしており、Q時代のラゴンとは違う本能で暴れる怪獣と化してしまいました。

劇中では突如海の中から現れ船を沈めました、そのシーンは夜間シーンも相まってとても不気味な感じです。

 

ウルトラマンとの戦闘では、戦闘中に外れた原子爆弾を片手に持った影響により、あまり手が出せないウルトラマンを背後からの首締めで苦しめました。しかし戦闘中にウルトラマンが原子爆弾を落としそこからウルトラマンの反撃で距離を離れ白色光線を顔面に浴びせるも決定打にはならずスペシウム光線を受けそのまま海中に落下しました。明確な描写こそありませんが落下後は恐らくそのまま絶命したと思われます。

 

後に巨大ラゴンの着ぐるみは頭部以外はザラブ星人へ改造されました。よく見ると体に浮かんだ模様にその名残があります。

それにちなんでかこんなフィギュアもありました

 

その後長らく映像の流用以外での再登場はしませんでしたがウルトラゾーン(2011)で着ぐるみが新規で造られました。

そして昭和時代に叶わなかった完全な家族としての組み合わせが実現しています。(あと子ども版も初登場)

よく見ると雄と雌で顔つきもやや異なりますね。

 

昨今の客演作品では等身大登場でありましたがウルトラマンギンガ(2013)ではスパークドールズの力により巨大化しました。

ギンガに登場したラゴンはスパークドールズの特性上人間が変身したものであるためラゴン自身が戦ったとは言い難いです。一応ギンガに対してはだだっ子のような攻撃を見せていますがあまり効いていません。一応口から巨大ラゴンと同じ光線をはけますがそれも主人公がギンガに変身する前にライブしていたキングパンドンに対してのみでありそれも説得を目的としていたため一方的な展開でした。

最終的に主人公の説得により「ギンガコンフォート」という浄化技を受けて元に戻りました。

こちらではラゴン(SD)表記であり巨大ラゴンという名称は使われていません。色々と紛らわしいからだと思われます。何気に雌個体が初めて巨大化したというものにはなるのですが。(ウルトラマンでは雄個体が巨大化)

ちなみに着ぐるみはウルトラゾーンのものの流用ですが顔つきが異なっています。

 

実はTV作品においてウルトラ戦士と真正面でまともにバトルしたのは巨大ラゴンだけです。Qの描写からも分かるとおり元が悪意のある存在ではないためでしょう。ウルトラマンに登場した巨大ラゴンは放射能の影響で実質ラゴンの姿をした怪獣でしたし。

 

 

 

さて次は手作りカレンダー編です。

前回は七夕にちなんでガヴァドンでしたが8月はどのような組み合わせとなるのか?

 

 

 

 

 

 

 

ウルトラセブンvsギエロン星獣戦です!

8月にこれをチョイスした理由は分かる人はピンと来たと思います。

この月は「血を吐きながら続ける、悲しいマラソン」でもある太平洋戦争の末路、そして放射能兵器のよる被害繋がりなのです。

ではギエロン星獣を知らない方向けに大まかですがご紹介します。

 

再生怪獣 ギエロン星獣

元はギエロン星に住んでいた生き物でしたが人類の兵器「超兵器R1号」により母星を破壊されその影響で変異した怪獣。復讐のために地球へ行きウルトラ警備隊やウルトラセブンとも戦いました。

硬質な頭部を用いた頭突きや翼による攻撃、そして両手を合わせて発するリング状の光線「ビームコイル」・口からは放射能を吹くんだ黄色いガス「ギエロアッシュ」という武器を持ち合わせています。また再生怪獣の名の通り、一度はウルトラ警備隊に倒されても一夜で復活する再生能力を持ち合わせています。しかし弱点として頸動脈を切られると再生できなくなります。

 

セブンとの戦闘時は硬質な頭部や羽はアイスラッガーを跳ね返し、さらにビームコイルを片手に食らわせダメージを与えました。しかし最終的に片翼をもぎ取られそれを投げつけられた末セブンのアイスラッガーにより頸動脈を切られ事切れました。

これにより後継のR2号開発計画は中止となりますが…ウルトラマンタロウでのトロン爆弾の実験によるムルロア星破壊により変異したムルロアが復讐で地球に現れた件が起きてしまい、人類は再びギエロン星獣と同じ過ちを繰り返してしまいました。(おまけに状況がさらに悪化)

 

その後は重すぎる設定故に再登場は映像の流用のみでしたが、ウルトラマンジード(2017)で着ぐるみが新規で造られました。(メイン画像はジード登場時のもの)

こちらでは敵側に召喚される形で登場しており、再生能力は倒された際に破片として散らばりそれが気化して復活というプロセスとなっています。

倒されても倒されてもその再生プロセスによって毎日午前10時に現れるためジード本人も戦闘中にため息をつくほど疲弊していました。おまけに毎日現れた故の慣れなのか戦闘中でも主婦達が怖がるどころか日常の出来事のように呑気に井戸端会議をするなどその怪獣の存在自体が当たり前の世界になっていました…。

 

最終的に破片は低温時は気化せず再生しない事が判明し、再びギエロン星獣が倒された際に生じた破片をそれぞれ一般市民が回収し冷凍庫に入れることにより無効化および冷凍庫無償交換を行い、さらに宇宙の隅々におかれて封印されました。

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

8月は夏休みであると同時に常に過去のあの出来事を振り返る月でもあります。

ギエロン星獣の再登場は驚きましたがこれにより再登場のハードルはそれなりに下がったとは思います。

ちなみにですが奇しくも今回ご紹介した巨大ラゴンとギエロン星獣は「人類の放射能兵器による被害者」という面で共通点があります。

 

ここから先人類もムルロアの件のように同じ過ちを繰り返さなければいいいのですが。