(そんな・・・)![]()
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太陽との約束の地には、霧が雲になり、雲が霧となって僕の前に立ちはだかっていました![]()
風は強く吹き、雲はさらに僕を包んですぐそこの視界さえ奪おうとしていました![]()
(お前を逢わせるなと、とある神が御命じになったのだ・・・)![]()
鉄の車を駆り、向かったその約束の地で、雲や風が立ちはだかります![]()
このままでは空に昇る事さえできそうもありません![]()
(僕は約束したんだ・・・)![]()
そんな想いが僕の背中を押して急いで太陽を探します![]()
太陽との待ち合わせの時間は、無常にも迫っていました![]()
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(ここよ・・・)![]()
やっと太陽と逢えたものの、雲達が追ってきます![]()
(私があなたに届けたいものが、神々はお気に召さなくてね・・・)![]()
そう言うと太陽は空へ、宇宙(そら)へと昇りました![]()
(受け取って
私の想い・・・)![]()
(させるわけには・・・)![]()
雲が割って入ります![]()
しかし太陽の強い輝きに、雲でさえその想いの光は遮れませんでした![]()
強くも温かで、優しい光が僕に届きます・・・
(光がすべてを浄化して行く・・・)![]()
それは太陽からの想いのリング・・・![]()
光のリングでした![]()
なすすべもなく流れる雲を横目に太陽がウインクします![]()
僕は時さえも忘れて、ただいっぱいの想いを、喜びを見つめているだけでした![]()
雲が去り、少しそっけない顔をして太陽が隣に来ます![]()
(ありがとう・・・)![]()
(うん・・・)![]()
それだけの会話・・・でもそれだけで他には何も必要ありませんでした![]()
ゆったりと時だけが流れます・・・![]()
・・・・・
(アルテミスもリングを・・・)![]()
不意に途切れそうな声で太陽が囁きます。太陽が急に約束をした意味を察します![]()
(僕が神々の宇宙へ昇れるように頑張るよ。そして必ずもっとすごいリングを届ける・・・)![]()
太陽が笑います。
(宇宙(そら)も羽ばたけないのに?・・・)![]()
(うん、じゃないと想いに応えられない・・・)![]()
少しだけ光がこぼれたような気がしました。
しばらくの沈黙、でも時の神さえあきれて時さえも関係なくなっていました![]()
・・・・・
(私は時なんて関係ないけど、いつになるやら・・・)![]()
光がとても眩しくて、しっかりと見つめる事さえできません![]()
・・・・・
(君がくれた約束だから・・・)![]()
その言葉に太陽は、ただいっぱいの光で輝き続けていました。























































































