Journey -6ページ目

かげおくり


Journey


                


                  ワタシノ カゲヲ オボエテイテクダサイ


                  独りぼっちの かげおくり

君と僕の中


Journey



                    君の瞳に 僕が 映らない日があれば

                    透明な 瞳なんかじゃ見えない存在として

                    傍にいるよ

                    片時だって 離れずに 君の横に ただ居るよ


                    僕の声が 君の耳に届かなくても

                    何度でも 言うよ


                    君は独りぼっちなんかじゃないって

                    明けない夜は 存在しないんだって


                    君が 僕の体温を ふとした拍子に忘れたとしても

                    僕は 探して 探して 

                    欠片を見つけ出すよ

                    そして 君に差し出すよ


                    君が 溢れる全部の涙を 飲み込んで

                    溺れてしまいそうな時は

                    僕が 砂漠へと 君を連れて行くよ

                    干からびあがった 大地の上で

                    どうか どうか 蒸発しない涙が 乾きますように

                    そう 一緒に願うよ


                    君が 怖くて 正体の見えない何かに震える夜を

                    過ごしているならば

                    分裂しないように

                    きつく きつく 僕は

                    君を 抱きしめるよ


                    君の どんな部分も 失われないように

                    君の 破片が 飛び散らないように


                    きつく きつく 僕は 君を抱きしめるよ


                    もしも 君が 肌の温かさを 恋しく思う日があれば

                    僕は ただ

                    君の手を とるだろう そして

                    精一杯 伝えるよ

                    これが 触れ合うことだって


                    君が 一人になりたいと思うときには

                    僕は そっと 君の元を離れるよ

                    また いつか 君が寂しくなって

                    涙が乾かなくなるときまで

                    僕は 君のもとを 離れるよ


                    離れていたって 離れていない

                    矛盾だらけだけど


                    あの頃 君を想う 僕の心に

                    矛盾なんて一つだってなかったんだよ


手紙




 今日 空を見上げていました

 この町は 高い建物がないからか 空が広く見えます


 一羽の小さな鳥が 私の近くから 空へと飛び立ちました


 小さな 小さな 体で

 小さな 小さな 羽根で

 あんなに 小さな 翼なのに


 私の耳に しっかりと 羽音を残して 

 太陽の光に 溶け込むように 空へと 飛び立ちました


 不安は 持っていないようでした

 未来に 何が起こるかなんて 考えてもいないようでした


 ただ


 今を一生懸命 生きているようでした 精一杯生きているようでした


 この一瞬の中で この小さな鳥の存在は

 何千・何万匹の鳥の中でも 私にとって 特別な存在になりました


 強く 私の海馬に焼きつくように残りました



 だから 私は あなたに恋をしたのでしょう

 瞬間を 一生懸命 生きている あなたの 命に 深く 恋をしたのでしょう




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