Journey -5ページ目
降り止まない 雨の日に 紫陽花をください
お部屋の中でも 雨に困らないように
止まらない涙を ちゃんと 用意しておきます
あの時 一秒の 誤差があったなら
人生の要は 役を持たずに 失われていただろう
あの日 雨が降っていたなら
人生の軸は 錆付いていただろう
風に吹かれるまま ただ 動き続けるだけで
火の粉を 無意味に 撒き散らしていただろう
一分一秒の中に 創り出される人生があって
一分一秒の中の誤差の中 崩れ行く 人生を垣間見る
君に 触れてから
いつしか 君の涙に溺れるようになった
流れ落ちる 勇気がないために
今でも 僕は そこに 定着している
水溜りで浮遊にしている
こぼれ落ちない涙の中で
僕の感覚は 秒針ごとに 腐敗する

