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紫陽花の場所




                 降り止まない 雨の日に 紫陽花をください


                お部屋の中でも 雨に困らないように


                止まらない涙を ちゃんと 用意しておきます








秒針の中





                 あの時 一秒の 誤差があったなら

                 人生の要は 役を持たずに 失われていただろう


                 あの日 雨が降っていたなら

                 人生の軸は 錆付いていただろう


                 風に吹かれるまま ただ 動き続けるだけで

                 火の粉を 無意味に 撒き散らしていただろう


                 一分一秒の中に 創り出される人生があって

                 一分一秒の中の誤差の中 崩れ行く 人生を垣間見る






Journey

浮遊



                     


                     君に 触れてから 


                     いつしか 君の涙に溺れるようになった


                     流れ落ちる 勇気がないために


                     今でも 僕は そこに 定着している


                     水溜りで浮遊にしている


                     こぼれ落ちない涙の中で

                     僕の感覚は 秒針ごとに 腐敗する




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