本気で理解できなかった。
たまたま相方が回したから見たけど、理解ができなかった。
僕にとっては、ただただ無表情で見るしかない、初めての視覚的聴覚的刺激だった。
設定とか、母子家庭とか、そんなのは抜きとして、ストーリーってあった?
ただきれいなアニメーションの垂れ流しに感じたんだけども。その途中に少し展開があるだけ、と思った。
なんであんなに話題になってたのかが、わからない。
なんでみんなが感動するかも、解らない。
なんで批判をするのかも、それも判らない。
だって、ストーリー自体が無いんだもん。
映像と行間を読もうとして失敗した。
そして、わからない自分に対して、心が複雑骨折した。
僕は本気でヤバイのかもしれない。
あの映画のシーンで心が動くのは、風景だけだ。
家族とか、友達とか、人間関係とか。
そう言えば、皆に有りがちな感じを、余白を残してうっすらとそつなく詰めていた話なのかも。
それすらバッサリ切り捨てて、自分の感情が揺れなくなってしまった。これは本当に人としていけないのかもしれない。
今の生き方、誉められたもんじゃないが、自他共に悪くは絶対に言わないし、言われない。カミングアウト、含めても。
でも、皆と喜んで、皆と楽しんで、皆と悲しんで、皆と怒って。
今度生まれるときは、そういう風に生まれたい。
ふと、人としておかしいのは自分だと感じてしまった、そんな愚痴。