この本、読むんじゃ無かった。
ただただ、暗い気持ちになる程度で済めば良かったのに。
今回初めて、人間失格を読んだ。
あまりにもいたたまれない気持ちになったから、皆どのような気持ちや解釈で読んでいるのか、気になった。
すると、やはり色々な解釈があるみたい。
自伝か否か、本当に失格なのか、心は健全では無いのか。本当に色々。
でも、本の序盤ですでに心当たりある自分は、どうしたら良いのだろうか。
群れる、共感するという、人間の習性。
特にそれが強い日本に生まれてしまったことの不幸さ。
そこから外れる者は異端とされかねない。
だから、お道化て生き延びてきた。
読まずに三十半ばまで来たのだから、やはり読まなければ良かった。
人が人の為に造り上げた世の中や人の輪、いや、そもそも人間自体に馴染めないことこそが、人間失格なのかもしれない。
冒頭のそのフリに躓かない人は、幸せと思って良いと思うよ、心から。