アマゾンと戦い生き残っている大手書店 バーンズアンドノブルス  | ロスからの声

ロスからの声

物足りないロサンゼルスについて書いています。



音楽は70年代の代表的な作曲家ランディーニューマン
ディズニーのトイストリーのテーマですが
よい曲です。

バーンズアンドノブルは1974年から始まった書籍ビジネス。

広いアメリカで通信販売をテレビでの広告を使い初めて

書籍ビジネスで全米を握った会社といいってよい。

80年代に全米に800店以上の広大な面積を誇る店舗展開を

行い現在に至る。

90年代アマゾンが登場すると、同じようにネットビジネスをネット上

で展開、そしてヌークを主体とした電子書籍ビジネスに90年代中晩から

力を入れ、今や電子書籍にのカタログを70万種類まで拡大、

今年中には100万書籍の電子書籍リストを予定。

アップル、アイブックもさすが追いつかないというところだ。

余談だが実は僕はヌークを買おうと考えている。

iPadを予定していたが、ヌークで十分そして価格はiPadの半額以下で

電子書籍のリストは半端ではない。

もちろん、現在日本での予定は無いが所詮、日本は電子書籍を拡大する気の

無い書籍業界、ビジネスとして成功するとは今のところ思えない。

しかし、ヌークは欧米の殆どの雑誌をオンラインで販売している。

しかも年間契約すると低下の2割ほどで一年間購読できる。

そんなことに挑戦しアマゾンと激戦を続け唯一生き残った書店といってよいと

思う。

今日はロサンゼルスの有名ショッピングモールの一つ

ザグローブにあるこのお店を紹介しよう。

バーンズアンドノブルは常にスターバックスとコンビを組んで

90年代出店を大幅に増やした時期がある。

以前はスタバと書店を自由に本を持ってでいる出来た。

しかし、盗難が多いため、盗難対策ができる店に限り現在も

カフェへの書籍の持ち込みを認めている。

ここのお店はその一つ。

10冊も20冊も本を持ってスタバで一日本を読んでいる

人が居たり、家庭教師の授業をこのスタバで行ってる人も

多い。

中に入ると3階のフロアーを見下ろすような大きな天窓。
殆どのお店作りはこのようになっている。


一階はCDとDVDの売り場今やDVDはブルーレイが主流。

その脇にある雑誌売り場


雑誌の種類は輸入ものまでカテゴリーごとに
充実している。
ここだけでも一日過ごせてします。
もちろん、この一階の雑誌売り場の雑誌を自由に取って3階の
スタバでお茶を飲みながら読むことも出来る。

二階のアートブック売り場
この反対側が大好きな料理本の場所。


3階から一階を見下ろしてみた。

そしてスタバ


スタバは外にパティを用意していて
ここでも本を持ち込みお茶を飲むことが出来る。

これは2階に下りたときによった
料理本のコーナー

レジの周りには文房具やギフトものが
多く陳列されている。

このような書店はいくつか登場したが
アマゾンには勝てなかった。

この書店が生き残った理由はネットビジネスをアマゾンに
負けないほど書籍に絞って行ってきたこと、それに
電子出版のハードとソフトを仕切っていること。

この中にあるスタバはバーンズアンドノブルが経営をしていて
書店の顧客は10%のディスカウントを受けられると同時に
場所によっては書籍の支払いをスタバで出来ます。


また読書会やジャズのライブなども定期的に行い
コミュニティ作りを絶やさない。

子供の本売り場も充実しているので、
子供が小さい頃、よく子供たちとここで一日
過ごしていました。




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