私の日韓問題 コリアンタウンやリトル東京  | ロスからの声

ロスからの声

物足りないロサンゼルスについて書いています。

昨日書きましたように日本人対韓国人の人口比は

韓国系10に対して日本は1です。


初めてのワールドベースボールクラシックで
韓国と日本がロサンゼルスのドジャーススタジアムで
試合があり、息子と二人で見に行きました。

球場の95%が韓国の観客、日本人は彼方此方で肩身の狭い思いを
してみていました。

日本を応援するアメリカ人や日本人めがけてヤジだけでは
なく、リンゴや卵は飛んできます。
喧嘩も彼方此方で。
騒然としていました。
体の何倍もある、韓国旗を持って走り回る、球場のフェンスに
国旗をかける。

警備員がこれらの国旗を取り下げるよう招請し喧嘩が彼方此方で
起き警察官が登場する。

試合が始まってからも日本の攻撃の間ブーイングで何も聞こえない。
選手がクレームをするくらいひどい状態で、最後はニュースにもなり
ましたがライトを守っていたイチローがファールボールを取りにいった
スタンドから「バカヤロー」と声がかかりイチローが喰って掛かった
あの日の試合です。



まだ小学生の息子が「どうしてこう成るの」「韓国の人は日本人を
嫌いなの??」
と聞かれました。

日本は負け試合は終わりました。
退場するときも彼方此方で喧嘩。
息子は僕にしがみついていました。
それくらいひどい状態でした。

これのしばらく前、リトル東京のあるビルに
大きな幕が張られ、竹島は韓国の領土だと
韓国語で書かれて大きな幕が登場。

日本領事館が激しく抗議をして、最終的には
ロサンゼルス市によって撤去されました。

実はリトル東京は州とロサンゼルスの町の条例で
保護をされていることがあります。
このエリアを歴史的エリア『リトルトウキョウ」とし
ここでは日本語と英語以外は町の中で表示してはならない
ことになっているようです。

この韓国語で書かれた竹島の領土に関した幕の撤去も
ロサンゼルス市としてこの条例に則り外すことが出来た
そうです。


僕はハングル語読めませんし、(多分ほとんどの日本人も同様)
幕に何が書いてあるかも理解できませんでした。

日本がバブル頃、このリトル東京にはヤオハンが出店したり
住友銀行が営業を開始したりと日本人町として活気がありました。

しかしバブルが弾けると同時にこれらの日系のものは
営業を辞め売って日本へ帰ってゆきました。
そしてそれらの店を買い始めたが韓国系に人たちで今や
土地もビルのオーナーも韓国人。
多くの日本の店が韓国系のオーナーによって営業しています。

お店の名前は日本のままでお店の従業員が韓国系、もちろん
キッチンも韓国系の人たち、もはやそれらは日本料理とは
思えない味に変わって行きました。



日系アメリカ人の中心と成っていたお店は今でもがんばって営業をしていますが
いつまで続くかはわかりません。
数えられるくらいの日本人経営のお店しかないのが現実の姿です。

リトル東京の周りにいくも出来ている新しい住居用マンションや
その周りの建て売りの住宅も日本の資本ではなく韓国系の資本で
でいているため、リトル東京界隈は日本人の比率が激しく減っています。


日本人が多く住む、トーレンス、ガーデナにも韓国系のお店や
住居が増え日本人のモールの先に韓国系モール、日系スーパーの
先に韓国系スーパーが出来、韓国系の人たちが増えてきています。

僕は別に日本人のテリトリーが犯されているとは思いませんが
日本人町がコリアンタウンに様変わりしてきたようには感じざるを
得ません。

日本の人たちにこの件に関して愚痴のような話を聞いたことはありませんし
韓国系の人たちからテリトリーを乗っ取ったような話も聞きません。

現実は数字的に変わっているいう事実があるだけです。

本来、僕は昔からリトル東京に違和感を持っていました。
日本であって日本でない場所。

日本でいえば横須賀とか70年代に住んでいた福生(横田基地の
周り)にいるような気持ちに成る場所でした。

今や、殆どリトル東京にはいきません。
日本のものが必要な生活もしていませんから必要もありません。

コリアンタウンやチャイナタウンには出入りしますが、リトル東京には
出向きません。

日系のレストランももはやアジア系のお客さんにつれられてくる
アメリカ系のお客さんが主流ですし、ここで日本のお客さんは
マイノリティです。

コリアンタウンやチャイナタウンでは起きないようなことが
リトル東京では起きている訳です。

ここにも何か日韓の問題を考えるヒントがあるような気がするのですが


続く




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