つい先日、

 

ド昭和な狭小テラスハウス

 

から

 

長短混在系築浅戸建て

 

に引越したわけですが、その際お世話になった仲介不動産屋担当者との雑談で印象に残った話題のひとつとして、掲題の件があります。

 

いわく、

 

理想にかなう最適な家を買おうといろんな物件を厳密に比較しようとするタイプの人は、正直あまりうまくいきませんね。もっとざっくり、まあだいたいこんなもんかとマイナス面も受け入れて、あとは自分をその家に合わせられるタイプ、そういう人はたいてい直感力に優れていて、あれこれと無駄に比較しませんし、スピーディーかつハッピーなことが多いです。

 

大意としては上述のごとし。経験談ですって。

 

まあ、わからんでもない。

 

もちろん、資金力が無限にあればデメリットゼロでパーフェクトを志向できるんでしょうが、庶民はそうはいきません。歯ぎしりしながらやべえローン組んで当座の生活レベルを確保しようとあがいとるやで。ここはちょっとな……ってところを呑み込むってのは身の程わきまえるってことでもある

 

あとは逆算というか照合というか。どういった目的があって住まいを探しているのか。そこがあやふやではいけない。そこらへんカチッとしとらんとぐずぐずだらだら時間を無駄にすることになりまっせ。

 

私は以前、「家とは、もっとも高価でもっともデカい子育て道具」であると書きました。

 

 

 

つまり私の場合、子育てに資する家かどうかが大切だったわけです。なので、ゆくゆくのことを考えての部屋数、それに安全性、あとなにより周辺環境ですね。公園緑地の多さとか図書館までの距離とかそういうところ。

 

それと、子育てという目的には劣後するけれども、欠かせない要素として、クルマとバイクが駐められるってところね。

 

当該物件にはいろいろ問題もあったし、ここ数年の地価上昇のせいで決してコスパは良くはなかったのですが、清濁併せ呑むといいますか、総じて「ここに住んだらおもろそうやな」みたいな、そういうテンションがサガらんかったっちゅう自分の受け止めも最終的な決断を支えていたんだろうなと思います。正直昨今、買いのタイミングではないんですがね、でも子育て待ったなしっちゅうか、機を待つもんでもないんだよな。

 

ま、とりあえず住みはじめて数日、いまのところ満足しております。

 

それよりも慣らし保育スタートでタイヘン。

 

 

 

試されているっ……!

 

 

それではまた……