たまには読んでくださる方々の役に立つことを書きたいですね。
ってことで、
NICU & GCU の思い出、その3。
その1は↓
あそこの記憶も日々のドタバタに翻弄されるうち、もはや遠く彼方へとかすみゆき……といったところなのですが、当然、忘れがたいエピソードはありまして、そのなかには次子があったら二の轍は踏むまいとかたく心に誓わせるものも少なからずあります。
↑修正10ヶ月の今現在と比較すると……ちっちぇっ!
ええと、まず、ベビーがNICU(GCU)に入りますと、日参は難しくとも、予定のゆるすかぎり通い詰めることになります。
そういったなか、その日その日、わが子を担当している助産師さんや看護師さんからあれこれ指導を受けたり、主治医からベビーの健康状態を聞いたりするわけですね。
指導内容の主たるところは、「おむつ替え」、「沐浴」、「授乳(直母ないし哺乳瓶)」。
今回お話ししたいのはおむつ替えクライシス案件でございます。
さてさて、
「おむつ替え」の派生スキルとして浣腸があるんですわ、浣腸が。
それも低体重出生の早産児の場合、よく紹介されている綿棒にワセリンを塗布し肛門を刺激する形式のそれではなく、シリンジを用いたグリセリン浣腸を伝授されることがあるのです。
まーこれがあるとお家に迎えた後にベビーが便秘したときめっちゃ助かるわけですがね、効果抜群であるがゆえに注意せにゃならんこともある。
まず、指導された用量を守る。これは当然ですね。これを間違えるのは論外です。たぶん半分以上は捨てて、ベビーのちっこいボディに合わせることになります。
注意したいのは立ち位置です。
これだけで、ドジな私がいかなる事態に見舞われたか察しもつきましょうっ……!
そう、あのとき、浣腸実施者は妻、私はサポート的にベビーの足側に立っていました(遠い目)
妻がベビーにグリセリンを注入し、シリンジを肛門から抜くとともに素早くおむつをかぶせる。ここまではまったく問題なし。
浣腸の効果はすぐにあらわれます(ぶぴぶぴ音がするんだわ)
音を聞いて「出た出た」と安心しておむつをオープンハウスしてしまったんですねえ。
しかし、
第二陣があるっ!
足側に立っていた私に勢いよく噴出されるBaby poopが私のシャツに点々と黄色い染みを……
※新生児のうんちは黄色っぽくてニオイはミルミルSっぽいよ!
これには看護師も苦笑いっちゅうか、爆笑をこらえるっちゅうか。
はい。良い子のみんなはもうわかったね?
浣腸するときゃ足側に立つなよ!
(それと第二陣、第三陣に注意せよ)
それではまた……