これは平和島PAの「にんにくスタミナもつ焼き丼」。今日のランチ。
↑にんにくスタミナもつ焼き丼
写真を見れば一目瞭然、私はとんでもねえ量のラー油と七味を添加いたす。
うむ、この方がうまい(海原雄山)
――おやおやスネギリョフさん、GWはドイラブをお楽しみで?
NO!
仕事で朝早くに客先へ直行し、要件を終えて自社へ戻る途中なのだ。
社会人になってから一度として土日祝日休みの仕事に従事した経験を持たぬ身としては、この時期にあっても冷静そのもの。
「は? GW? なにそれ食えんの?」
とかなんとか、そんなような使い古されたセリフを吐くことも決してありません。実質言ってるけど。
はい。そんな今日のお昼時、にんにくスタミナもつ焼き丼(豚汁付き)をもぐもぐしながら私は考えました。アメブロになに書こう、そうだ、子育てブログらしくNICUについて振り返ってみよう! と。
Neonatal(新生児)
Intensive(集中)
Care(治療)
Unit(室)
よく耳にする「ICU」にNが付いたってことですね。Neonatalって単語が頭に定着せんで何度も調べてしまう……
GCUは、Growing Care Unitですね。新生児回復室ってやつです。
あの日からもうすぐ1年。
我が子は昨年の5月中旬、青葉のころ、おおよそ2ヶ月の早産で誕生いたしました。
妻は産休に入るやいなや子宮頸管長の短さを指摘され、あいやそれすなわち切迫早産、即日入院じゃ! とコウノドリ的急展開を経まして。
その後も逆子やら臍帯下垂やらなんやらずんどこハードな状況へといざなわれ、医療サイドも「ぎりぎりまで週数をかせぎたい」ってことで、嗚呼、Xデーはいつになるのだらうか、とハラハラドキドキの毎日――
(……きこえますか……男性諸君……いま… あなたの…心に…直接… 呼びかけています… 奥さんが妊娠したら……漫画『コウノドリ』を読んでおきなさい……ざっくりとでも……お産の大変さを理解することができますヨ……)
まじめな話、出産にあたり「どこで産む?」って問題があるんですが、個人的にはNICU病床数の多い大学病院が無難であると考えます。
「自分らしいお産をしたい」とか「絶対に下から産みたい」とか、そういう願いっちゅうか信念っちゅうか、いろいろね、ある人にはあるらしいけど、そんなことよりも安全第一じゃないスかね。こだわりあんのが悪いとまでは思わんが、それでベビーがしんどくなっちゃうのはいただけねえなと。
もちろん、リスクのリの字もまったく見えぬほど健全に推移していりゃ、ラグジュアリー産院でホテルライクな入院生活を楽しみたいって思うのもわかる。まあ、個人の自由さね。余計なこと書いちゃってスマンな。
さてさて。
早産児はNICU送りとなります。
当時は夫婦して「こういうものなんだなあ」と受け入れていましたが、そのときの写真をいま眺めてみるとまあ痛ましいこと。
↑産まれて間もなくは呼吸も落ち着かず……
現在、わが子は幸いにもすくすく順調に育っていますが、当時は呼吸の問題やらミルクアレルギー疑惑やらいろいろあって、不安尽きず精神的に苦しいときもありました。元気にわめいているいまの姿にゃホント救われますよ。ありがたいのひとこと。
↑ちっこいのに声はバカでかい
ただ、いまのところ順調っちゅうてもまだ0歳児。今後、早産の影響がなにもないかはまだまだわからんわけです。
早産は百害あって一利なしといいますか、やはり避けられるなら避けたいところ。
とはいえ! これは誰もが共感を抱いていただけるところかと思われますが、たとえ早産の影響でなにかしら障害のごときものが顕現したとしても、我が子の愛らしさ、我が子への愛おしさ、感謝のような感懐が損なわれることは決してないんですよね。「だから不幸」とはならない。もしなにかあったとしても、精一杯ささえて、家族みんなでがんばっていけばいいだけのこと。そこに派生する出来事のひとつひとつを切り分けて見れば悲喜こもごもいろいろとなろうけれども、巨視的にはゆるぎなく、それらすべてがただひとつの幸福をかたちづくる断片であろうし、そうあるべく日々を生きていくべきだと思われます。
ほんじゃまた!
↓読んどけよ〜男子〜