昼間のオオカミ。真夜中の羊。

おととい ユウガタ前。
土を掘って出てきた 白い石を
叔父さんは
名札の入った とくべつなポットに入れた。
名札は じぶんが書いた。
叔父さん曰く
あの石は ただの石じゃない。
そのポットを土から出す日は
しばらく来ない。
ポットに入った石の
かたがわには 黒いシミがついていて
月日と年月が 土の中で
その石を
巣にしていたと 勝手に想像した。
それに
その石は 風に 説得されていた。
あの あっさり感があった。
かたすみには 黒い痕があって
隠れたくもなさそうな痕
むごさと あっけなさ。
思い出した。 すべては
マケとかカチとか正しいとかワルイとか
ツヨがる事と
何のカンケイもナイ
それらはただのプラスチックのフタだ。

地球は 青にもグレイにも 笑う。

なんにもないと感じた時こそ
信じたのは
上をみたときに 微かに見えた
木の枝と光。
白やグレイのコトバたちなんかじゃない。
足の裏で感じた
在ると思ってる 地球が
きぼうをくれる。
それに。地球というところが妄想でも
当たり前な顔をする
きれいな言葉たちには
渡したくなんか ない。
毛皮を刈られなくとも
震える 羊。
狙われなくとも
真昼の明るさの前で
怯える オオカミ。
そんなのがミンナ大事だ。
人間にあるべき弱さと強さが
当たり前な顔の
ただの 白さ に
のみ込まれませんよう
真っ赤なパイを作って
タベテます。
じしんの日は
しんじゅくで舞台を観ていました。
とちゅうまでだった。
頭上の照明ライトは踊ってた。
ソトに出たら

木と光と鳥が
眩しくて

その眩しさとか 葉っぱの蠢きとか
スゴく気になって
しんじゅく御苑を 一時間ぐらい散歩しました。
そして 歩いて戻りました。
今は
このことでサミシイ気持ちや
たいへんな目にあった生き物と人間に
はやい あんしんとやすらぎを。
みなさま
からだ お大事に。