また、今までと微妙に違う「湊かなえ」だ。
これまでより、ちょっとソフトかな。

結局全員嫌なヤツなんだよな。
見栄っ張りで外面よくて、
でも近所との面倒な関わりは避けたい。
関わりすぎて、いい人なんだかどうだかわからない人もいたけど、
あんな人も町内には必要なのだろうね。
(実際、おせっかいおばさんがいる町は空き巣が入りにくいらしい。)

「イヤ度」はかなり低いが、
近頃よくある事件をうまく皮肉ってる所はやはり湊さんらしいと思った。
次作は高齢者の行方不明かも。
この人なら、死んだ老人を隠す家族の葛藤とをうまく書きそう。

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照子のキャラだけがよかった。

内容は全然「先物」じゃなくて、
単にブラック企業の内情といった感じ。

先物取引に失敗する人の話が一つも出てこないのが物足りない。
質屋の主人がどうなったのかもわからない。
照子がお姉ちゃんとその後うまくいってるのかもわからない。
田舎の友達の話も、ほとんどひっぱらない。
訳ありっぽい女上司の内情もあまり描かれない。
病気の上司も心配だ。
風呂敷広げすぎて畳まずに終わってしまったような残念な小説。

しかし、「営業とはなんぞや?」ということが、
よーくわかった。
ブラックっぽい企業でなくても、
電話は一切聞かない。

とりあえず早く辞めろよ、照子。

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年をとってもオリーブ少女健在。

ここに載っているものって、
素敵だけどけっこう高いのよね。
でも、お金に余裕のある人はケチケチせずに、
「よいもの」を身につけてください。
大橋さんもおっしゃってるように、
いいと思えばじゃんじゃん買ってください。

わたしもなるべく最近は、
安くていい加減なものより、
少しだけ高いけど、日本製で何年も使えそうなものを買っている。
1000円くらいで買ったシャツが、
意外と長持ちしたりすると、逆に悔しい。
そんなに長く着るなら、
もっといいものを買っておけばよかったと思うことが多いのだ。

しかしギャルソン着る人が70歳代にさしかかっているのね。
長いなー、ギャルソン。

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