静かに熱い小説。
時代物だが、誰も血を流さない。
(死人は出るが)
算術好きの侍が、新しい暦を作る大プロジェクト。

わたしは「時代物」「数学」「囲碁」がすべて苦手と、
三拍子揃ってしまって、
「この本大丈夫か?」と手に取ったが、
全然大丈夫!
書評で文体がライトノベルっぽいと書かれているが、
わたしには功を奏したのか、
すらすら読めた。
本格派時代小説を求めている人には、
ちょっとどうかと思うが、
単に舞台が江戸の小説だと思えば、
それでいいのでは??

気になる人物「関孝和」がなかなか姿を現さないので、
イライラするが、それも読み進められる活力となった。

新しく、正しい暦を作りたいという、
思いだけが、春海を動かす。
その思いは元は建部・伊藤(わたしはこの2人が好き)のからの、
熱ーいバトンだ。

他にもいろいろ暑苦しい人がたくさん出てきて、
とにかくキャラ勝ちでよかった。
いいお話でした。

天地明察/冲方 丁
¥1,890
Amazon.co.jp


たしかにくどいし、しょーもない。
なんでも「う●こ」とかに例えてみたり。

でも笑い飯の漫才に通じるしつこさと子供っぽさ。
あと、「いい先生」とか実際の人物に例える身近なところ。
やっぱり、たとえ上手ですよ、この人。

ちょっと般若心経がわかったような気がする。
下ネタとアホらしさに耐えられる人にはいい本です。

えてこでもわかる 笑い飯哲夫訳 般若心経/笑い飯 哲夫
¥1,300
Amazon.co.jp


わたしは「右」ではないが、皇室が好きだ。
若干ミーハーで、女性週刊誌的なノリもあるが、
とても興味がある。
今上天皇、皇后両陛下の映像を見ると、
とてもほほえましく、気分が良い。

しかしきちんと勉強したわけではないので、
天皇陛下にそんなにたくさんの仕事があるとは知らなかった。
外交や園遊会や被災地の視察など多岐にわたっている。

もちろん政治に関する仕事が多いのは知っている。
最近は大臣がよく変わるので、
それにまつわる御公務が増えていると聞く。
お元気ではあるが、やはり高齢でいらっしゃるため、
お体に触りはしないかと心配もする。

そんな外部から見ても多忙な陛下の、
最も重要な仕事は「祭祀」であり、
それは私たちや日本の平安を願い、
祈ってくださっている。

日本人は無宗教の人が多いが、
それはやはり「皇室」があるからではないかとも思った。

ゴーマニズム宣言SPECIAL天皇論/小林 よしのり
¥1,575
Amazon.co.jp