新作が面白かったので、
古いのも読んでみた。

ここでも餅を焼いていた。
10年前の本だが、
大阪城は相変わらず、
ブルーシートでいっぱいです。

「まあ、ええがな」というのは、
お父様の口癖だそうですが、
大阪のおっちゃんの言う、
「ええがな」は、いい加減なように聞こえるが、
けっこう奥深~い意味があったりする。
その時の「ええがな」のニュアンスを、
きちんと汲み取らねばならないのだ。


「まあ、ええがな」のこころ/森村 泰昌
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森村先生は、まだ鶴橋にいらっしゃるのか。
そして、緑茶商だったお父様の店をどうするか、
考え中だなんて、
なんだかステキな計画ではないですか。

それと、「伊藤若冲に謝りたい」という話は、賛成。
わたしも謝りたい。
わたしは若冲をテレビで見て、
それから琳派に興味が出たミーハーですが、
とりあえず一言、
今まで放置ですみませんでした、と言っておきたい。

これからも電熱器で焼いた餅を食べて、
がんばってください。

露地庵先生のアンポン譚/森村 泰昌
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「第2期伊坂幸太郎」だわ。

とりあえず漫才コンビ「孔子孟子」が見てみたい。
陽気なお母さんたちが和ませてくれる。

いつも、まったくそんなつもりのない、やる気の感じられない主人公が、
まわりの人に巻き込まれて、結局活躍してしまうという展開なのに、
ぐいぐい読んでしまうのはなぜだろう??
もちろん脇はあいかわらずの興味深いキャラクターたちだった。
特に雁子さんとか金子さんとか、合唱する人達。

しかし新聞小説はむずかしい。
毎回ドキドキさせないといかん。
そして、それをまとめるとなんだかダラーッとしてしまう。
だから、改稿したりするのだろうけど。

新聞小説として、連載中に成功したのは、
「失楽園」くらいではなかろうか?

性交だけに成功。
うわー、つまらん。

SOSの猿/伊坂 幸太郎
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