Shran Andria のメモちょう。 -52ページ目

Shran Andria のメモちょう。

思いつきです。
笑ってご容赦を・・・

第三章  シュランの悪夢


ジャメルの施策以前は、アンドリア国内は、隣国のラムラン帝国との小競り合いが続いていた。主に国境の領土どりに関するものだった。

移民してきたラムラン帝国は、その科学技術力において少しばかりアンドリアより上であった。

ラムラン帝国にしてみれば、アンドリア国は相手にすべき対称ではなかったが、国境付近での争いが論理的に無駄であり、何人かの犠牲者でていたため、これを終わらせたいと考えていた。

一方、アンドリアからすれば、突如、国に隣接した誰のものでもなかった土地に居ついたよそ者。穏やかなアンドリア人も心の中で、去って欲しいと思う感情があった。

シュランはその時から国境警備軍を率いていたし、最も愛国心の高いものもあった。


ラムラン帝国のダルシワ国境管理最高評議員は、国境に目に見えないレーザーフェンスをはりめぐらす計画を進めていた。国境端にあサイドスルー地域から、反対側のキドクスルー地域までの120km区間にフェンスをはりめぐらす。

それにはサイドスルー地域に巨大発電所とレーザージェネレーターを建設する必要があった。


シュランは、その日も最前線に立ち、第7軍隊の訓練をしていた。必ず大きな戦いがあると思っていたからだ。しかし、この300人からなる第7軍には、自分の右腕、サルシア、他シユウ、タカミ、オトノ、オーケンの5人で構成する特殊部隊を混ぜていた。

大きな戦いになるといっても、数百人同士のレーザーガンによる撃ちあいによるような戦いでは無いと考えていたからだ。


サルシアは、シュランの一回り下の年齢ではあつたが、十年以上の付き合いであり、常にシュランの陰で多くの情報を収集し、シュランを支えていた。決して目立たないが、シュランの夢物語的な指令をかみくだき、実行可能な形にプランニングし直し、要所には、自ら最前線にたっていた。

サルシアは、そうする事が好きだった。シュランもそのことは理解しており、彼のお陰と思うこと度々であった。

また、必ずシュランの指令に明確に答える形でプランを終了して、シュランが賞賛されるよう勤めてきた。

勿論、他の4人も精鋭でそれぞれの個性を生かし、シュランの指令を実行していった。

中でもオトノは、何時も大きな声で『イエッサー、トゥドゥイット』と言って若々しさを放っていた。


ある夏の朝、ラムランのレーザーフェンスが完成に近いとの情報、及び、サイドスルー地域に設備がある事もわかってきた。

シュランは特殊舞台でその地に移動した。


のちに、シュランを一生苦しめる事態がおこる。


つづく