第七章 シュランの悪夢 その5
シュランは、オトノのシグナルの最終地点に辿りついた。
しかし、迂闊にも、周りを見渡す間もなく強烈なパンチを受けた。一瞬、目の中で光がスパークしたあと意識が薄れていった。その間、冷静に頭がはたらいた。
・こいつら、並の力じゃない。
・この情報は、ワナだった。スパイがいる。
・彼らは、レーザーネットを完成していない。我々の科学力を知りたかったのだ。
・俺はバカだった。
・オトノはどうなる❓
やがて、意識が消える寸前、もう一度こう思った。
・スパイがいる・・・。
シュランは、その場に倒れこれだ。
この後、生前のジャメルの父、国王がラムランを訪れ、全面戦争は回避されたとなっている。
しかし、これを報道したのは、下衆な3流週刊誌、モライデーだけだった。
つづく
・国王がラムランとした密約とは❓
・何故、1流メディアは報道しなかったのか❓
・ジャメル施策の真意とは❓
・ジャメルの側近、ショウ・コア・カニャとは❓
・オトノのその後は❓
・鬼才、スリーブ・ナットの研究室の謎
・アンドリア王国とラムラン帝国の関係は?
・・・・。
3日後、シュランの意識が戻った時、アンドリア国も、ラムラン帝国も何事もなかったかのように、時の針をきざんでいた。